月別アーカイブ: 2015年11月

積雪

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山小屋近くのライブカメラによると、既にこのところの冷え込み時に、山小屋周辺では降雪があったことが確認できる。
小屋の雪よけはしてきたものの、現地においてある木材を回収しようと思いつつ、忙しくて現地にいっていられない。この一週間を逃せば、もうだめか・・・。

少なくとも週末には(しかし、天気悪そう・・・)現地入りしたいのだが・・・。

無節材

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先日、忙しすぎていつかすぐには思い出せない・・・、愛媛に日帰りしてきた。
ある地域の森林資源解析をするお手伝いをしている兼ね合いから、現地入りする必要があったからだ。そこの森林組合の事務所に入り、少々驚いた。
その事務所の内装材がすべて無節で整えてあったからだ。

もし、私が家を作ることになったら、近くの山の木から挽いた板(当然、節だらけ)よりも、無節の材で建てたいと思う。そんな意味でこの森林組合の内装材は目をみはる。

しかし、新しいからということもあると思うが、個人的な好みで言えば、このスギの無節材は年輪幅が広すぎるし、年輪の色が濃すぎて少々落ち着かない。

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はやり、無節の内装材となると・・・、木曽ヒノキか東濃ヒノキか、はたまた紀州ヒノキか・・・。木曽は芯材が淡黄色、東濃は薄ピンク、紀州はお手頃価格。
ユーザーの好みに併せて材(経年変化を加味し)の提案ができることが重要なのだと改めて思った。

無節の材をそろえて内装した、その心意気には打たれる。

ちなみにひと月前に東北の組合に行った時、組合事務所の内装がプリント合板。重機の倉庫は欧州赤松だったことを考えると、この愛媛の組合の取り組みはあっぱれなのだが・・・。

雨の山小屋

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先週は、慌ただしかった。出張続き。
火曜日は日帰り愛媛往復。
水曜日は馬瀬村にドローンを飛ばしにでかけ、木曜日は午前中は山小屋の冬支度。土曜日は飛騨の丹生川村の防災訓練に参加。

山小屋の冬支度は、最大の関心事だ?
今年のように2m近くも雪が積もれば、小屋は潰れかねない。そこで、単年度ポッキリで傾斜屋根をつくった。45度の傾斜で。

木曜日は、その屋根作りの残工事をしに行ってきた。

そして土曜日、丹生川村からの帰りに、雨の降る山小屋に寄り、小屋の中にしまった木材にカビが出始めたことから、どんな状況で雨漏りしているのか確認しに行ってきた。なるほど・・・。

というわけで、応急処置をした。

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雪支度はそれだけでは不完全。3年目にして屋根の波板に穴が空いたため、その張替えも・・・。
そして、それを機会にもうすこし物置小屋まわりも整理したい。

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いまのところ、こんな感じの我が敷地だ。

来年はもうすこしまともな建物群にしていきたい。

意に反し・・・

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実は、11月1日~3日まで学園祭で職場はお休みになる。
10月31日締め切りの仕事も奇跡的に終わった(?)ので、雪の降る前にと山小屋に行ってきた。冬支度のためだ。作りなおそうと仕入れた木材が、まだそのままになっている現場。冬には閉ざされるし、雨や雪で木も曲がる(一部の木材は家に持ってきているが、家の中で保存している木でさえ、すでに少し歪み始めている)。

気になるところはいろいろあるが、ともかく、雪の重みで小屋が壊れることだけは避けなければ。
・・・というわけで、今シーズン限りの屋根をつくって雪が小屋に積もらないようにしてきた。積雪は昨年2mを超えた。鉄の足場も雪の重みで曲がっていた。そんなことを考えると、屋根の雪よけは必須だ。

意に反して、大掛かりな屋根になってしまった。
冬支度はまだまだ続く・・・。
こんどはいついけることか・・・。

すまん、イチゴ

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2月の引越し、その後のガレージ撤収、山小屋作り、そして最近の細かい忙しさ・・・。
美濃の畑は一時草ぼうぼうになり、春、収穫で歓びをもたらせてくれたイチゴも夏草に埋もれ、多くは枯れていった。
夏の合間、岐阜での会議前に一瞬、畑に立ち寄れた時に、草をかきむしり生き残りのイチゴに光を・・・。
あれから2ヶ月。いつまでも美濃の畑も借りていられないので(家から遠くなった)、自宅に移植をしようと土曜日畑に行ってきた。

なんとか生き残ってくれたイチゴもいた。なんだか、南極物語の太郎と次郎にあったような気分だ。よくぞ耐えた!

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そして、夏の草取りでも思ったことだが、イチゴは春のみ実をつけると思っていたが、実はすくないが、夏でも秋でも実をつけるものもあるようだ。
私が栽培していた「とよのか」は、春でおしまいなのだが、叔母からもらった「あきひめ」は季節知らずで実ができつづける。これは普通なのか、異常なのか・・・。
不思議なイチゴだ。
今度は、家の庭で栽培し、じっくり観察してやろう。