火曜日の昼間、職場をあるいていると、大きな羽音がした。
目をやると、これまで見たこともないような大きなスズメバチ。
小指くらいの大きさのやつ。
それだけでも驚きだが、もう一つ驚き。自分と同じくらいの大きさの、たぶんタマムシをひっ捕まえて飛んでいた。えらく重そうで、全力で羽ばたいで飛んでいる感がした。
私の横を通り過ぎ、ブーンと低空を飛行。
すると、そのスズメバチ、さらに1つの驚きの行動。
柱にぶつかって、ひっ捕まえた虫とともに地上に落下。
少し笑えた・・・。
そしてさらに・・・。
そのスズメバチ、暫く動かない。
10秒後くらいだろうか、やっと気絶から立ち直ったのか動き始める。
一生懸命タマムシ(おそらく死んでいる)を抱きかかえて動かそうとするが、重くて動かない・・・。
飛んでいて、柱に当たるなんて・・・。
森のなかで生活する虫とは思えぬ大失態。
タマムシをひっ捕まえて、我を忘れて興奮していたのだろうか。