悲しい話 その3

さて、悲しい話3。これも夕食をめぐる話だ。

8月21日から愛媛での仕事があり、20日の春日井市・愛知県の総合防災訓練に後、夜に愛媛入りした。
そして、まず最初に夕飯をとることを考えた。コンビニ弁当を卒業しようとしている私だ。思い切って勇気をふるう。夕食しよう!

その日の宿は愛媛松山の繁華街の一角。晩ご飯を食べさせてくれるお店は沢山ある。さて、何を食べようか。
・・・となると、常に選択肢になるのがぁ・・・、和食?ノー!。洋食?ノー!。中華?イエス!!!。カンフー好きの私は、高校のころから中華料理を好みとするようになった。

そんなことで、スマホで最寄りの中華料理屋を探した。
ある、ある!!!中華料理屋。しかしながら、ホテルの中華料理は趣味ではない。値段も高かろう。早食いの私には、高価なお店はそぐわまい。
炒飯にはそれなりのこだわりもある!!!!!!!やはり大衆中華だ。

そんなことで、スマホで探した料理屋の中で「天龍」にいくことにした。
天龍・・・。カジュアル、おいしい、リーゾナブル、の口コミ。そして宿泊ホテルに近い。

ホテルを出て天龍を探す。
あれ・・・。天龍何処かな?なんどか、それらしい場所を探した。ない・・・。ない・・・。行ったり来たりしていると、小さな看板を発見した。おーーー、なんだスナックが入っている雑居ビルの最上階か!怪しげなスナックの雑居ビルに入る。(結構ドキドキ・・・)。

エレベーターで5Fを指定し、怪しげな雑居ビルのエレベータに乗る。
5Fに着いた。扉が開く。目の前を横切る女性の影。そして彼女から「いらっしゃいませ!」の声。この階には「天龍」しかない。こうなったら入らないわけにはいかないぃぃ。

天龍・・・。分厚い扉に閉ざされている。
店内の雰囲気は分からない。扉を開けた。

するとそこには、スナック形式のカウンターをメインにしたお店。カンターの中の女将(ママ)と店員が雑談に興じている。カンター内のオーナー(?)はタバコを吹かしながら客と談笑。カウンター奥の棚には、モニターが鎮座し、そのモニターには中国語のyahooの画面。店の隅のテレビには、中国のニュース番組。

しまった・・・。こんなはずじゃぁなかった・・・。こんなところに、来たいわけじゃない。
口コミの評判がいいからといっても、必ずしもそれが自分の望んだ店ではないことを学習した。
(その学習のせいで後日広島では、あえてお好み焼き屋を検索せず、現場主義でチャレンジしたのだった)

しかし、とき既に遅し。
致し方なく、生ビール2杯。炒飯、青椒肉絲を注文した。

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