カンヌ音楽祭で日本人の監督が、すごい賞をとった。
そんなニュースがあった。目出度いことだ。
ただ、その監督の映画の説明が、どうか・・・、と思った。
「年金で足らない収入を万引きで稼ぐ」という説明。
私はそれを耳にする度に(NHKニュース)
「年金で足らない収入を万引きで補う」ということではないだろうか?
と思っていた。
そんな今朝、東海ラジオで「保安林」について説明する
番組をたまたま朝の通勤途中で耳にした。
保安林の森林整備(公益的機能の維持向上のための手入れ)の合理性について疑問を感じてはいるが、それは不問として・・・。
「魚付保安林」という紹介があった。
ラジオでは、「さかなつきほあんりん」と説明した。
私の理解では、「うおつきほあんりん」が正しい。
そんなこと調べればすぐ分かるのに
なぜ、なにも解らぬアナウンサーに
そんな程度の低い原稿を読ませるか・・・。
日大アメフトの報道が連日賑わっている。
まったく、ゆゆしき事態だが・・・。
気になっているのは、監督に対する質問だ。
報道人は、真実を暴く気概をもって
「指示はあったのですか?」と聞き
「文章で回答する」との返答を得る。
そして、それを不誠実だと、さらに批判をエスカレートする。
勝手にあれこれ、TV番組の尺を埋めるため
これ幸いと、あれこれ、あることないこと報道する番組。
・・・。
当事者同士の間の相互理解がすんでから
報道人は質問せよ。・・・と思う。
所詮報道人は、仕事のために質問しているだけで
仕事を終われば、今日も一杯引っかけて
馬鹿笑いしてカラオケすることもできる。
しかし、当事者には家族もいる
報道人の批判を人生をかけて受けなければならぬ。
ことの重さが違う・・・。
NHKの映画説明、東海ラジオ、日大報道。
まったく薄っぺらな報道ばかりが目立つ。