月別アーカイブ: 2018年12月

第二のふるさと

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1988年3月沖縄本島を一周徒歩で歩いた。合計10日。大学一年生の春休みのことだ。
当時、人生最も遠方に行ったその旅で、私が衝撃を受けたのは、沖縄・ヤンバル地方の小学校での出来事だ。

沖縄の春は、毎日、雷をともなったスコールのような雨が降る。そんなこと知らなかった私は、あるきはじめたときは晴れていたが、やなて雲行きが怪しくなり、頭上で雷がなり洗面器をひっくり返したような雨に遭遇した。運悪く、それは20キロ毎に村が点在し、その間は無人地帯の領域にさしかかったときのことだ。

落雷に打たれる恐怖にいざなまれながら、雨を凌ぐことができない道をひたすら歩いた。するとやがて「スクールゾーン」と書かれた道路のペンキに出くわし、走ってそのスクールゾーンを追った。

「高江小中学校」それがスクールゾーンで示されたサインの終着点。私は、じゃまにならないように、湿ったリュックの荷物をとりだし、雨止みををまった。

2,3時間したころだろうか、少年が私の元にやってきた。
「先生が、一緒に給食を食べないかといっているけど、どうですか」
少年はそういった。
その言葉に大いに驚いた。しかし、次の言葉はそのことばの印象を消し去るインパクトだ。

「ありがとう、じゃぁ、いまリュックからだしている荷物を片付けてから、教室に行くね」
すると少年は言った。
「おにいちゃん、ここは人の物をとるような人はいないから、そのままで大丈夫だよ。ワハハハハ」

結局、給食をごちそうになり、弁当をもたらせていただき旅を続けた。

あのときのお礼を・・・と思い、7年前にかの小学校を訪問し、岐阜名産の柿を届けた。依頼、毎年阿晩秋にはその学校に柿を送っている。

昨日、全校6名の小学校から手紙が届いた。

これからも岐阜の柿を送りたいと思う。

ストローをめぐる世界情勢が分からない・・・。

このところ、海洋汚染の問題としてストローが話題になることが多い。
問題が、プラスチックによる海洋汚染(だと思うのだが)ならば
ペットボトルのほうが総量は多いし、消費量も多い。そんなことは海岸や河原をあるけばすぐ分かる。
ペットボトルの次は、洗剤容器、ビニール袋・・・。というのが私の感覚だ。

野外でストローなんて、ほとんど見かけない。(私は使うこともない。唯一使うときがあるが、それはペットボトルの使用を止めてから100円の紙パックに付いているストロー)

なにか焦点が違っていると違和感を感じている。
テイクアウトをしていない店が、ストローを廃止するだとか・・・。

海洋汚染が問題なら、ペットボトルをなんとかして欲しい。

商品の値段が、製作コストに加えて、リサイクルコスト+廃棄されるものを積極的に見つけて回収するコストの総額を加えれば、いまほど安くはいくまい。経済システムがなにか、未成熟な気がする。

先日、通勤途中でラジオから、このストロー問題に対する視聴者のコメントがあった。
プラスチック代替として、トウモロコシのストローが出てきた。
そのトウモロコシはアメリカが市場を握っている。
トウモロコシを売りたいがために、ストロー問題を、アメリカが騒いでいるのでは?という話だった。
もしそれが真ならば、いまの騒ぎに合点がいく。

しかしまぁ、そういうことはさておいて。
私はペットボトルを使わず
最近は、コンビニでもレジ袋を断るようになった。
これからは、酒は計り売りにしようかと考えている。

肉屋では、紙のような厚さの木製トレーを包装紙でくるんでいた。
たこ焼きやお好み焼きは緑薄紙。
パンなんかは茶色の紙袋。
日々の買い物は、竹製買いものかご。

いつかまた、こんな時代が
新たな次元でやってくるのかな。

レンガ積み終了

この冬、最後のチャンスと思い、無理してでもレンガ積みを強行した。
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先週は、レンガを浸けていた水が凍り、作業効率が落ちた。
そこで今回は、薪ストーブで湯を沸かしながら石を焼き、水を温めながら作業をする。

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できた!予定していたところまでレンガが積み上がった。

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これからは左官仕事から大工仕事に変わる。
でも、大工仕事は左官仕事とくらべ季節に終われないので、これからペースがスローダウンする!?かな。
写真は作業小屋の中。
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30年近く前の思い出

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ただ今19時、東京に向かう新幹線のなか。
今晩は移動だけなので、ワンカップを飲んでいる。

私が大学を出て、東京で会社員勤をした春、まずは研修と、神奈川にある戸塚の関連会社にに二ヶ月ほどあづけられた。その会社には、私が入社した会社のOBがいて、戸塚から船橋まで1時間半ほどかけて通っていた。
行徳に住んでいた私は、彼と帰りが重なる日もあった。

帰りが一緒だと、彼はいつも戸塚駅でワンカップとチクワなどのツマミを買い、電車の中で、チビチビやり、うたた寝をした後、船橋で帰路に着いた。

彼が言う。これがささやかな楽しみ。

新卒で酒がほぼ飲めなかった当時の私は、彼のその言葉に、サラリーマンの悲哀を感じ、こうして人生を閉じてく生き方に、悲しみを感じ、そのレールの上を移動し始めた自分にやりきれない感覚を覚えたものだ。

けど、あれから27年。ワンカップを列車の中で飲みながら、私はそうありたいとは思わないが、そういう人生で満足する人がいても良いのかな、幸せなのかな、と思えるようになった。

レンガ積みの苦労

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前回の山荘予定地でのレンガ積みでは,あと2日の作業が必要と考えた。
ただ,1日半なので,頑張れば1日で終えることができる。
・・・と考え,本日は現場に9時前に到着し,レンガ積みを始めようとした。

・・・ところが
現地は積雪あり。しかも,水道が凍結。
もってきたコンロで雪を溶かしたお湯を沸かしながら,当分の水を側溝に流れる水で用立てる。

しかも,レンガの表面には,氷がはっている。氷を削る。

レンガをつむとき,レンガに水を含ますが,そのレンガをつけている水が凍り始め,水面はシャーベット。レンガに氷がひっついて・・・。

作業効率が落ちた。

結局,あと1日必要になった。

あー,もうこれで今年度は終わりなのか・・・。

スタッドレスの謎が解けたのような・・・

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2015年に代えた、スタッドレスタイヤ。昨年、とくに制動の効きが悪いと思っていた。
何でだろう・・・。やっぱり安いタイヤを買いすぎたかと思っていた。

今日、タイヤ交換にスタンドに行った(時間があれば、自分で交換するのだが)。
するとスタンドマンが、タイヤが波打っていて危険だという。
みると、確かにタイヤのブロックが平行に削れていなく、波打っている。

これだと、制動があまくなる。そして、最悪そのうちバーストするかも?というコメント。
バーストはないにしても、確かに去年、ひやっとする場面が何度かあった(そのため、チェンを常時携帯するようにしたが)。

夏タイヤを買ったばかりだが、しゃーない。スタッドレスも注文した。7万4千円也。
いたた・・・。

レンガ積みの終わりが見えた

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本日、山荘予定地にいき、黙々とレンガ積みを行う。

レンガ積みの終わりが見えた。あと2日(2人工)だ。

レンガ積みがおわったら、あとは木工事。木工事になれば雪の日でもできる。
なんとか根雪になる前に、レンガ積みを終えたい。
・・・来週末は雪が降るようだが・・・。