『チコちゃんに叱られる』

NHKで「チコちゃんに叱られる」という番組が放映されている。おかげで「チコちゃん」という固有名詞をしばしば耳にすることがある。人気の番組だ!

私は、あの番組を見るたび、早く打ち切りにならないかと望んでいる。なにかの番組をみていると、時々次の番組が「チコちゃんに叱られる」であるため、チコちゃんと岡村さんが登場すると、チャンネルを変える。強い意志を持って。どうして、あの番組が受けるのだろうか。私は2つの点で気分悪さを感じ、一つの点で番組の無意味さを感じている。

気分が悪いその1は、「言葉遣い」だ。あの言葉遣い、子どもたちが真似するようになってほしくない。下品な言葉使いだ。あのような言葉遣いを容認するNHKに頭にくる。

その2は、決め台詞の「ぼーっと生きてんじゃねぇよ」だ。私はいいたい。ぼーっと生きることは、いけないのか?罪なのか?はずべきことなのか?人にはいろんな人がいる。シコシコ努力してストイックに生きることが好きな人もいるだろう。ぼーっと生きていることが心地よい人もいるだろう。優劣はない。それぞれかけがえのない人なのに。どうして、ぼーっと生きていてはいけないのだ。子どもたちが、そういった画一的な価値観を他人に押し付けるようにならないでほしい。あの言葉を聞くたびハラハラして気分が悪い。

番組の無意味さというのは(番組を最後まで見たことがないので、あれだが・・・)、細切れ知識のs紹介に過ぎないあの番組。いま、ああいった細切れの知識は、知る必要ない。ネットで検索すればすぐにわかること。大事なことは、「気づく力(ぼーっと生きていては身につかないが、、、それが万人に必要なわけではない)」「知識と知識、事実と事実を関連付ける力」。ああいった番組が提供する情報は一世代前のものだ。

早く打ち切りにならないか、あの番組。まったく腹が立つ。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です