雪崩事故防止講習会

beacon 先週の水曜日の夜から出張していた。水曜日の夜乗鞍に向かい、木曜日は松本で宿泊し、金曜日は東京で宿泊。土曜日に帰ってきた。久しぶりの出張だった。水曜日の夜乗鞍で宿泊し、翌日、雪崩れ事故防止講習会に参加した。大学生の頃、大学山岳部の門を叩いたが、私はロッククライミングだけをしたかったため、入部を断られた。なぜ、ロッククライミングだけをしたかったかというと、冬山は寒いし、雪崩が怖かったからである。ところが最近、雪崩の匂いのするところにいくことがときにあるため、雪崩を恐れ、雪崩により臆病になるために、雪崩を知ろうとこの講習会に行ってきた。
 近年は、ビーコンという装備がある。ビーコンの電源を入れ、山に入る。万一、雪崩にあって埋まったとしても、外部に向かってビーコンの場所を発信するため、捜索する人間はそのビーコンの電波をたよりに埋まっている人を探す。そんな道具の取り扱いの講習会が乗鞍であったのだ。写真はビーコンの取り扱いの実習シーン。

zonde またゾンデ(英名 プロブ)という道具もある。初めて知ったこの道具。なんのことはない、雪のうえから棒でつっつき、雪のしたに埋まっている人を探すというものである。そういえば、テレビで観たことある。下にいてつつかれる人はさぞかし痛かろうと思うが、窒息死、圧死よりもつつかれる痛さのほうがましか・・・。なかには頬を貫通するほどこの棒を突っ込まれたケースもあるそうだ。イタタタタ・・・。

ngiht 夜は夜で座学講習。雪崩事故のビデオやスライドを見ながら、各事故の検証をした。
 いやー、しかし、寒かった。指先、足先、凍りそう。

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