なんだかよく分からないが、どうやら私が再びヒマラヤに行くことが職場で認められたような状況になった。
それにあわせて、今日から名古屋で低酸素トレーングに通うことに。前回のとき低酸素トレーニングは東京の三浦雄一郎の「三浦ベース」で一回、低酸素ルームで睡眠をしただけだった。
帰国後、どうやら名古屋にも低酸素トレーニングを行っている場所があることを知った。インターネットで探して申し込む。
三浦ベースは6畳くらいの低酸素ルームがあり、その中で寝たり、トレーニングをしたりする。しかし、名古屋のは、一畳くらいのスペースのビニルハウスのようなのが低酸素ルームだ。その中で30分安静にして、体の動向を観察し、その後、戦闘機の操縦士のようなマスクをつけて(薄い酸素が送られてくる)、自転車を30分こぐ。
昨年の秋、ヒマラヤにいき5700mまで経験していることを伝えたら、今日のトレーニングのスタートは3000mからだったのだが、3500mに変更してくれた。
マラソン・登山・水泳をしているせいだろうか、それとも前回の効果が効いているのか。トレーニングには負荷がかかって苦しいだとか書いてあったが、なんのことはない、全然普段の生活と変わらない。負荷がなかった。そして、トレーングが終わったら「ああ、高度順化はできていますね」と。いかん、いかん、そんなことでは。もっと、もっと負荷をかけて本番を楽にするため、取り返しのつくこの日本で自分を追い込まなければ!