幾何学配置

e26a56c2.jpg このところ竹細工とはご無沙汰だ。理由は、どうしても上手くできない加工があるからだ。六つ目かごは卒業検定。だが網代編みや四つ目編みの口の加工がノーアイデアなのだ。もちろん、縄や針金をつかえばなんとかなるが、オール竹を目指す身だから、その禁じ手は使わない。だから、壁にぶち当たっていた。

 ところが、金曜日、今年入学した学生の爺さんが竹かご作りを極めていると聞いた。おっと、聞ける人ができた。そこで、網代編みの復習をした。こうして、達人に聴けるとなると、タダクサさな状態ではいけない。練習、練習。鮎の季節が終わる前に籠編みをマスターするのだ。

 そのため、網代編みの作品をまじまじながめ、編み方をよくよく見てみたら、これまでの問題点を発見した。(これまでは真面目に編んでいなかったから問題がでてきたのだろうと思って、問題視していなかった)。その問題点を解決するため、仕事が一段落したところで、編みのパーツの空間配置を考えていた。脳みそが刺激されているのが判る。
 
 うーーーん、難しいぃ・・・。よくもまぁ、こんな難しいことに縄文人は気づいたなぁ。ほどほど感心した。でも一応、いまのところは四角形の籠は、あとは達人に教えを請えばできる常態にはなったと思う。

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