昨日、終日名古屋で用事があった。夕方用事がおわったあと、家に帰ろうか、それともバイクを見ようか悩んだあげく。自分が考えているホンダCB400SSというバイクの実物を見て、エンジン音をきき、できれば試乗したいとおもいバイク探検に行くことにした。
バイクの用途は通勤と野外調査の出張等。ツーリングの予定はない。しかし、東京や大阪ぐらいだったらバイクで出張するのもいいと思っている。この前のように長期で移動の多い九州出張などなら間違いなくバイクになるだろう。だから通勤のため、基本的には燃費がよく音が静かで、しかし高速にのっても快適なバイクを探していた。その結果が、ホンダCB400SSだ。
もちろん、悩みがないわけではない。車体価格はともかく、重量が重いので日々の通勤の出し入れに負担になる、また車体が美しすぎて気軽にのれない、車検など。いまパジェロと軽トラを維持している上に400CCの車検付バイク・・・。自分はそんなに道楽していてはいけない・・・。・・・。いろいろ3週間悩みつづけていた。しかし、いろいろ自分に条件を課し400ccをのることにした。しかし、問題があった。近所のバイク屋には在庫がないので、実は現物みたことがない。これはいかん。それで、名古屋にいったついでに在庫のある店にいったわけだ。
CB400SSにまたがせてもらった。以外に足つきがいい。やはり美しいバイク。念のためにCB400SSの230CCのモデルにまたがせてもらった。400をあきらめたなら、このバイクになるかな。ついでに、以前から気になっていたが生産終了になったバイクをたずねてみた。すると、この店では流通在庫として買い占めていたようで、倉庫の3階から10台ちかくのバイクがでてきた。自分が気になっていた色もある。ハンドルの角度がちょっと自分の体にあっていなく、手首が若干痛い。でも、許容範囲。これもいい。
どうやらその店、そのバイクを売りたいらしい。言葉巧みにそのバイクのよさを説明するし、値段についても良い条件を出してくる。
たしかにこの店のように沢山の新車の在庫を抱えていたら、資金調達も大変で、いつまでも在庫で眠らせていたら大変だ。今日だけ価格を提示するなどしているが、そんなことは私には関係ない。あのてこの手で今日、私に判断をしようとさせている。
これまで考え続けてきている。オッサンのトークなどは頭の中ははいらない。その場でオッサンの話そっちのけで「足し算」「引き算」の演算を続けていた。そこで、いままでも色んな悩みを総合して、そのバイクで手を打つことにした。高速をつかう長距離出張をバイクでいくのはあきらめよう。日々の通勤に徹し、低燃費、低音。軽くて気軽に乗れる250cc。よし、このオッサンの売りたがっているこのバイク(生産終了になるまで、もっとも関心をもってみていた)バイクを買おう。車体定価が40万近くだが、27万近くに値引いてもらい新車バイクのオーナーになることになった。
このオッサンの営業トークに負けたように写り、自分のトークにと技術にさらに自信を持つこの経営者の勘違いを増徴させてしまうのがなんとも悔しいが・・・。まぁよしとしよう。