スキル アップ

 この職場の問題点の一つは、学生が卒業すると、その学生が身に着けた技術が伝承されないことだ。つまり、大学や大学院のように4年生と3年生が空間をなにかテーマを共有するだとか、大学院生と学部生がテーマを共有することがないために、学生が覚えたことが次の世代に継承されない。それによるこの学校としての(私への)不利益は、いつも学生が行う研究はゼロリセットになるために、成果が蓄積されないことだ。したがって、学生を制御することとなる私も深みのあることはできない。
 しかし、それでは困る。したがって、通常の大学のように「教員」はお金をとってきて、学生に指針と示し、適切なアドバイスをしながらことを進めるわけにはいかない。「教員」自ら手を動かさないことには(しがてって最新技術を知っているだけではだめで、使いこなることができなければいけない)、研究の深みを持たすことはできない。

 GRASSの研修の終わりが見えたあと、しかも、前期の授業と後期の授業との狭間のこのき間は、冬休みまでの間に自分が進展するための、「自分に技術の蓄積をする」残された短いチャンスだ。

 そこで、今週は小牧の航測会社にいって、押しかけ技術研修をお願いすることにしている。いそいそと、今朝、バイクで小牧まで行って来た。
 
 木・金は職場で用事があるので、この火曜日・水曜日が勝負である。なんとかこの2日(残る一日)で自分のスキルアップを計り、先日のGRASSと併用して冬休みまでの期間の題材をこの二日間で吸収したい。

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