昨日の作品の問題点は、影の輪郭がきついこと。残されたCGの課題はその影を改善すること。そして影の輪郭について調べていたら行き着いた。「どうやらそれを取ることができない」のが手元にあるCGソフトの限界。それらを改善しようとすれば、「ラジオシティ法」を使わねばならなく、いまのソフトの「レイトレーシング法」では無理。影をつくる方法が違う。レイトレーシング法でもわりとリアルだから、とりあえずCGの限界まで来たということで(もちろん、私がやりたいことをする技術の限界というだけで、CGの入門者であるには変わりない)、CGへの突っ込みはココまで。
森林のモデルから始まって、いろいろほぼ1月近くにわたって苦労しているが、それは研究の「あたり」をつけているだけである。実際の研究については「あたり」をつけた結果、「OK」となれば、その後本格始動する。森林の数学をつかったモデル化・プログラミング・森林モデルを大量に扱うためのソフト習得・CGソフト。ここまで来たら残るは3つ。1.夏のGRASSで2つの機能を実現できるかのテスト、2.16ギガのメモリを搭載したLINUXのパソコンを組み立て一連の処理の自動処理への挑戦、3.研究のサンプル実験。そしてそれら技術的な問題が解決できたら、あとはそれぞれの個別の問題に詳しい専門家の門をたたき教えを請う。予定としては12月20日からの冬休みを決戦の開始としたい。
先の1が解決できれば、さっそくパソコンを注文だ。ただし、16ギガのメモリを搭載して認識させるにはLINUXのカーネルをサーバー用にアップデートする必要があるらしい(先日の大阪の大学の方のアドバイス)。しかし、現在のところ「ことばの意味がさっぱりわからん。どう煮て、焼いていいものなのか・・・」。まだしばらく試行錯誤が続きそうだ。しかしCGは昨日疲れた。なんどやっても「エラー」になり頭がおかしくなりそうだった。