おばはん!しっかりしてくれ

運転免許暦20年越え。その間の総走行距離おそらく40万キロ近く・・・。
今日、うまれて初めて警察の世話になる事故をした。おばはん、頼むよ・・・。

片側一車線の道を走行中のできごとだ。前を走っている車が右折し細い路地に入ろうとした。その車が反対側車線を横断し、細い路地に入ろうとした瞬間。その車が止まった。おいおい・・・、と思って私は止まった。すると車は数秒ためらって、バックをしはじめようと・・・。どうやら両側一車線の細い路地から別の車が出てこようとしており、その車が道をゆすらなかったからだ。私はその状況を把握した。前の車も一メートルくらい後退すれば、細い路地の車が広い路地に出れる、とおもった。そして前の車のバックをしばらく見送った。すると、その前の車、必要以上に後退。おっと、まずい・・・と思ったが、私の後ろにも車が接近している!と後ろを確認した刹那、グチョ。

私の車の前方右角が前の車の後方左角にあたった。車と車が合体!という感じだ。

しばらくしたら、ぶつけた車からおばはんが出てきた。

「いやーすいません・・・」いやに、ニコニコ元気だ。

警察に電話して、車が動くなら警察署にきてくれということになった。そして、私は警察署の道中おばはんの後ろをついていった。そして、わかった。あのおばはん、運転荒い・・・。しかも、事故の対応をどうすべきかをよく知っている。私は人生初めての状況。車を現場から動かしていいかもわからなかった。ただ、通行の邪魔にならないように車をよけるのが精一杯。
警察で調書をとられた後の対応も手馴れたもんだった。

おばはん、あんた、きっとよく事故しとるねぇ。気ーつけんとあかんぞ。こりんやっちゃ!!!と思いはしたが、そこは紳士にふるまった。

先ほど、保険屋から電話があった。
とまっている車にぶつかったわけで、10対0でこちらで対応します!

明日車屋に行ってこよう。
ちくしょーおばはんめ。余計な仕事をつくりやがって・・・。

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