王家の子女

JICAの研修のお手伝いは昨日終了。年に一度の英語を思いっきり使う機会なので大いに勉強になった。まだまだ、英語は修行の身。言いたいことの10%も表現できないと思う。

そんな私にピンチ!!!出現。
インドの王家の子女との会話。
「私の住んでいる田舎で、ダム建設の話が持ち上がっている。賛成・反対にわかれて議論がススんでいるが、私は賛成。水力発電によって夜がくらい街に明かりがくるんだもん。ダム建設の影響についてGISで分析したい」そんなリクエストがあった。

そこで、私は日頃の持論を展開しようとした。
「ダムによって電気が通ることは、果たして善だろうか?自給自足で暮らせていたところに電気が送られてくるということは、現金が必要になるということ。いままで現金に依存しない社会が現金が必要な社会に代るとなると、?自給自足の畑を潰して換金作物を栽培する?娘を街に売るなどして、電気または電化製品をかうことなる。?をすれば、金をだして食べ物を買う必要が出てくる。しかし、換金作物は世界の相場で浮き沈みするので、年間の現金収入が読めなく、不安定な生活の始まりとなる。?は、是非もない。非だ。
だから、自給ができて、余裕のない村に電気をひくことは、村を崩壊することになる。」
そんなことをいったら彼女
「よし、ディベートしよう」となって、非常に複雑な話になっていった。あー、日本語で喋るなみに英語で表現ができたら、思いの丈をぶつけられるのに・・・。悔しい・・・。

彼女からは
冷温施設が村にないので、食料の価格の季節変動が激しい。ある時期は10円のキャベツも、別の季節には1000円になる!
アイスクリームの味を知ってしまった子供たちにアイスクリームを食べさせてあげる地域作りをしてはいけないのか!
激論になりそうだった。

幸いコンピュータの処理中だったの、処理が終わったを確認しましょうかと、話を打ちきったが、彼女はその後も「さっきの話を考えている」と迷いの渦中にいた。

もうすこし、英語がうまく話せたら・・・。

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