ケニアに滞在中も、ホテルでは空手の練習を欠かさなかった。
しかし、それらの自己練習よりもスクールの練習のほうが自分に負荷がかかり、能力アップになる。昨日は2週間ぶりのスクールだ。
やはり自己練習ではうちきってしまう練習も、師匠の号令によって続けざるをえなくなり、ハーハー、ゼイゼイの域に!おかげで今日も筋肉痛だ。
しかし、ありがたい。スクールの2回目、蹴りの打ち込み練習をしているとき、二段回し蹴りでミットを持ってくれていたインストラクターにとって私の動きが予期せぬ動きだったらしく、インストラクターの首に蹴りが入ってしまったあの失態の蹴り。あのころの蹴りが、自己流の限界。せいぜいミットをもって屈んだ人の脇腹に一発、そして首に一発。そして蹴り足を着地。これが限界。
しかし、自分でも驚いていることだが、最近では脇腹、首、頭の位置に蹴りが連続して出せる(右足で蹴ったなら、右足を着地することなく次の蹴りを打ち出す)。しかも、その位置なら体勢を崩さず、何発でも・・・。まるでジャッキーチェンの映画のように・・・。(ただし、体が温まっていたらの話)
恐るべき教育体系。自然と能力が向上している。
さて、私がアフリカに飛び立つ直前、師匠の教えを請いにマカオから小さな黒帯の女性がスクールの片隅で練習していた。なんでも、私がアフリカ滞在中、彼女を交えての飲み会があったそうだが・・・。その彼女、今回のアジア大会で銀メダルとなった。確かに、動きが鋭かった。
マカオは香港の近くなのに、カンフーでなくてどうして空手を習い始めたのか?今度会うことがあったら聞いてみたい。