学生さんの卒論の一貫として、本日県内ある町に行ってきた。森林所有者の森林経営に関する意識調査を行うためだ。
さて、誰にインタビューするか?それが問題だ。
これまでの経験から、インターネットでその町の酒屋さんを調べ、そこを突撃電撃訪問して取材をすることにした。
ピックアップしたのはおよそ20。
個別訪問する前に、あとで問題を起こしては何なので地域の森林組合に仁義を切りにいく。「こーこー、こーゆーもくてきで、こんなことしますが、ご承知置きください」と。
そして晴れて突撃電撃訪問開始!
ある方には、
「この年末の忙しいときに、そんなのに受け答えしている時間はない!」と半ば怒られ、それを想定して
「アンケート表を置いてきますので後日とりにきます」
「いつくるんだ」
「・・・」
激しい応酬のあと
いつのまにかにこやかに
いろいろお話を聞けた、そんなときもあった。
そして自分を振り返る。
どうして、自分は突撃電撃訪問ができるのだろう。
会社員時代の営業?
いや違う。
きっと、大学時代の徒歩の一人旅だろう。
一人で新潟まであるき、道行くひととのコミュニケーション。
沖縄を一周徒歩であるき、行く先々で地域のひととのコミュニケーション。
北海道の知床まであるいた、行く先々での旅人どうしの会話。
今日、つくずく、大学時代の徒歩旅行で得たものの大きさを実感!
今日は森林所有者の生の声
さらには自己分析に実りある一日になった。
うーん、満足。