ノスタルジー

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25年前の沖縄では、私は下の写真の赤いジャージの男である。髪はフサフサっ!!
消えかけた記億を、繋ぎあわせてあの頃の気分を思い出したい。そんな望郷(ノスタルジー)気分に浸る今日この頃だ。
昨日は、旅日記を読み返し、今日は25年前の旅の最中リュックに入れていた沖縄の宿情報ブックを読み返した。
私の記億が正しければ、沖縄の宿泊費は格段に安いというのが第一の思い出。第二の思い出は、沖縄の車は格段にボロボロだったということ。おそらくそんな車新車好きは東海圏だけだろう、調子も悪くない車を買い換える文化を持った地域は(25年前は自動車産業が活発な地域は最新の車を毎日目にして、しかも自分で作っていれば新しいものが欲しくなると理解していた)…。

さて、前者の宿は、最後の1泊を除きすべて、地図で現在地を探し、ガイドブックでなるべく近くで安い宿を探し素泊まりしていた。お陰で社会人になってから、沖縄の話になって盛り上がったかと思ったら、その後食べ物の話になって一気に話題についていけなくなった自分がいた。なぜなら、素泊まりして朝も昼も夜もフランスパン(顎が疲れるのであまり食べなくてすむ)と牛乳だったので沖縄に行っても名物を食べたことがなかったからだ。

さておき、このガイドブックをみて驚いた。
私の沖縄最後の宿は1泊500円の畳がすり切れた4畳半に2台の二段ベットがあった「星のいえ」という民宿だ(道すがらの看板に吸い込まれるように入っていった)。その印象が強いせいか、沖縄の宿は極めて安い。そう思っていた。ところが、当時の本を読み返すと素泊り1泊安いところでも1500円から2500円。なにぃ!これでは東京のドヤ街のベッドハウスよりも高いじゃないか!

思い出だけが独り歩き。いつも身にしみている格言が更に見にしみた。

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