時代の変化

先日、元職場の同僚(建築専門)に別荘を見ていただいた。旧職場の教材として提供しようと思っているからだ。彼との道中との会話で時代の大きな変化を感じた。

ご存知のように、私は数年前からエコ生活の探求をしようと、農業してみたり脱冷暖房だとか・・・。チャレンジしている。

建築を専門にしている彼の客先にも、そういったエコな生活を日常に取り入れている人も多いとのこと。その中の一人は、家族で電気代は千円台だそうだ。昼間は電気を付けず、建築の打合せのときテーブルが暗ければ、テーブルを明るい窓際に持って行くのだそうだ。部屋を明るくするのではなく、明るいところに自分が移動する。

テレビもないそうだ。(お金が無いわけではないその方。なぜなら設計士に依頼しながら納得の家づくりをしているわけだから)

・・・極めつけは50mのホースを夏に外においておけばホースの中の水は50-70°になるからガスを使わなくても、また効果な温水器を使わなくても風呂にお湯をはることができるという同僚の話に心を動かされた様子。

そんな話の中での同僚の生活を聞いた。
彼の家庭もテレビがないそうだ。しかも、この季節冷蔵庫は電源を抜いているらしい。この現代にあって冷蔵庫なしの生活があり得るとは!!驚きだ。
野菜は年600円でかりた農場から収穫。食い切れないそうだ。

おそらく、私が学生の頃、上記の会話は「悲壮感を持った貧乏話」でしかなかった。しかし、いまはもっともオシャレな生活スタイルのようにみえる。

持つことを良しとした時代から、持たないことを良しとする時代への変化。
物もお金も・・・。

そんな話を聞いた後は、家のテレビのコンセントを抜いて使うときだけ入れてみようかなぁと思った。

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