昨日、携帯に電話が入った。東京のある方から。以前このブログでも紹介した、いまはカタギだけれど、かつてはやんごとなき業界の方。その方が、名古屋に来るので 1挨拶したい 2紹介したい人がいる、と。
元業界の方と知り合った経緯は森林境界明確化の話。ある他府県の造り酒屋の方が、岐阜に森をもっており、そこの森林境界をはっきりさせるのに私の力を借りたい、と私のお世話になっている方から紹介を受けて知り合った。
私ができることは全て行い、すでに半年経っているので、もうお役御免かとおもっていたが、この電話。ともかくご丁寧に対応しないといけないので、仕事もそこそこに今日、名古屋駅まで駆けつけた。
明朗闊達に「ご無沙汰してまーす。こんばんは!!!」と。
私とその方との関係を私はこう理解していた。
対象となるその山林の所有者は他府県の方。つまり不在村。その土地に、所有者が不在村なのをいいことに不法占拠で家を立ててしまったと考えられる人がいる。その人に対して、立ち退きを要求したい所有者が、自分ではその問題を解決できないので、所有者の古くからの知人で元業界の人の力を借りようと声をかけた。そして、その業界の方は私になにか技術の提供を求めてきたのだと思っていた。なんとも、境界線を超えてしまったような黒い交際?の始まり?
ところが、今日紹介を受けた方は、どうも”色”が違うタイプの方。会話のキーワードを拾うと、彼の担当は山林をどう売却するかの営業を担う方だと・・・???
ぎこちない会話のなかで思わず
「あの山林(どうしようもない雑木と手入れ不行き届きの山)を売るって、どういう人にどうやって、そして山林の何処に商品価値を見出して・・・」と聞いちゃった。
彼から出てきた言葉は、まったく面白い話で、そこから話が急展開。同じ志を抱いている雰囲気。
妄想大会が始まり、まったく気分が向上した。
こりゃぁ楽しいわい。
これから彼とは長い付き合いになりそうだ。