山に激しく入るようになって20年近く経つ。
そんな中、野生動物との遭遇もさることながら
スズメバチも恐怖の対象だ。・・・だった・・・。
なにしろ、刺されて死亡する人がいる。
もちろん、マムシに噛まれて死亡する人もいるのだろうが、マムシの場合は人の気配を感じれば逃げるのでアタックされる頻度も少ない。
・・・しかし、ハチは、あんにゃろう。ときに向かってきやがる。
しかし、これまでもスズメバチが偵察モードで近づいてきた時
「俺は樹だ、俺は樹だ!」と言い聞かせて、スズメバチの羽ばたきによって起こされる風を手の甲で、頬で感じ用がじっと目をつぶってやり過ごしてきた。
そのため、さされたらハンマーで頭を殴られるような痛みというスズメバチに刺されることもなかった。
それが・・・、それがだ・・・。
この1周間の間にハチに2回刺された。しかも合計10箇所以上・・・。
一回目はムモンホソアシナガバチというアシナガバチ。
二回目は、たぶん黄色スズメバチ。
両方共一回に4箇所以上。
しかも、中途半端な刺され方もあったため、10箇所近くの毒が体に入ったのでは?
森林調査で雑木をナタでカットしているときのこと。蜂の巣付きの雑木を右肘でパンチ。
チカチカチカと刺す痛み。
一瞬、ノバラのトゲかと思いつつ、振り返ると黄色いハチの雲。
ぎゃー、逃げろう!
その4日後、職場の同僚が200万円の無人飛行機を鳥羽神島の山中で見失う。
私は捜索隊の先方として数十年前に耕作放棄された島のジャングルに飛び込む。
草をかき分けていた最中、乾いた羽音!!!
ギャギャ・・・。
チカチカ!
やられてもうたぁ・・・。
さて、この痛み。
いままでハチに刺されたことはないと思っていたが、思い返すとこの痛み、何度かある・・・。
ハチに刺されたらもっと痛いのかと思っていたために、ブヨかアブかと思っていたあの傷・・・。
あれは、ハチだ!
ただし、今回のスズメバチのように一度に何カ所も刺されたのは初めてだ。
・・・わかったことは、2つ。
私は蜂アレルギーはなさそうだということ。
もう一つは、ハチは痛いよりも痒い(2晩ほど寝れないほど痒かった・・・)
今のところ、アレルギーは出ていないようですね。
あくまでも抗体反応ですので、蓄積されてくると判りませんので、刺された後の反応に変化が出たらお気をつけください。
私は3匹にいっぺんに刺されると、全身にじんましん出ますので草刈り時はエピペン携帯です。
今回第一回目にさされたときにかかった医者で抗体検査をしてくれと頼んだら、そんなのは無いと言われました。さきほど調べたら、アレルギーの検査をしれくれる医者とそうでない医者があるのですね。皮膚科なら全部やってくれるのかと思っていました。
念のため近々、検査をしてくれる医者に行こうとおもいます。
また、先日、エピペンも保険対象といことを知りました。購入してみようと思います。