毎度のことだが、どこもかしこも選挙の度に投票率は低い。その選挙で一旦選ばれれば、民意を得たとして、政策を遂行していく。
特に、選挙では若者の投票率は低く、若者は政治に無関心だという。
そして、為政者やマスコミは、海外の事例を引き合いに出し、海外の若者の積極的な姿勢を日本の若者に一生懸命伝え、自分たちがいかに政治に関心がないかを悟らせようとやっきになる(?)。
しかし、どうだろう。
このところの熊本地震のボランティア。時間があるからということもあるが、選挙にいかないと思われるような若者、若者・・・。そんな映像にふれるたび、感動にちかい驚きを得る。
私は、そもそも議会制民主主義が、日本に合わないのだと思っている。
学者は議会制民主主義にかわる政治のあり方を提案しない。
為政者は議会制民主主義の立て付けを疑うこともあい。
マスコミもなにも気づかない?
でも、ボランティアや避難所での人々の統制や規律を見るにつけ
若者も、多くの人と強調しながらより良い社会を作ることに貢献したいと思っているのだと思う。
もっと日本的な政治のあり方について、議論していけないものだろうか?熊本地震の映像と選挙の話がオーバーラップするこの頃、強くそう思う。