正直うれしいこと

木曜日、職場で代講(代わりに授業をする)を行った。

対象は、生物を扱う学部の一年生で、私が専門としている林業に近いことを勉強している学生だ。
授業は、「環境問題入門」。研究所に所属している私は、学生との接点は部活がメイン。他にも授業を担当しているが、学生との個別のコミュニケーションは先ずない。
なので、自分が専門としている分野の学生とつながり、私が恩師から受けてき「大学での学び方」のようなものを学生に伝えられればといつも思っている。

そんなことなので、代講を喜んで受けた。

1人ペットボトル不買運動から始まり、大学生の時の徒歩旅行・川下り話を経由して、ヒマラヤの温暖化の現状、インドネシアのメガライスプロジェクトの話をした。

そして最後に、一年生である学生らへのメッセージとして次のようなことをいった。
「遊び」には二種類ある。友達と喋って、食事行って、ショッピングして・・・、これは1つの遊びびだ。しかし、他にも遊びはある。「好きなことに没頭する」これも遊びだ。カンフーとギターにしか興味を示さなかった私の高校時代。大学でひょんなことからアウトドアに興味をもち、それが財産となって現在の仕事に至っている。私にとっても遊びは人生を決めた重要なことだった。

さて、大学の4年間というのは、人生で最初で最後の「好きなことに没頭できる時間」だ。ぜひ、有意義に4年間を過ごしてほしい。

それを伝えて、授業を終えた。

すると、拍手が起こった。
この職場に来て、二度目の拍手。伝わったか!?
正直うれしい。

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