入魂の軌跡」カテゴリーアーカイブ

これだ!

c7a4fb9c.jpg 昨晩、というか今朝4時までやっていたが、細部の詰めがあまく完成できなかった。今朝も職場に来て、頭から湯気を出しながら、プログラムの修正をしていた。15時ごろ、やっと完成。これがやりたかった!!!

以前と何が違うのか?

 以前の山と樹木は、樹木の形が今回はスムーズになっている。そこが大きな違いだ。以前のものは山に木を植えなければ樹木はスムーズカーブを描くが、凸凹した地形の上に以前の樹木を生やすと、樹木の表面に地形の凸凹が反映されてしまう。それが問題だった。
 二つ目の違いは、樹木の形だ。以前のものは樹高をばらつかせると木の形が変っていた。樹木を大きくすれば木は尖り、樹木が小さいと木は緩やかなカーブになる。しかし、これは本物とは違う。大きかろうが、小さかろうが、樹木のカーブの形は同じ。その代わり樹冠のサイズが変る。これが一般的な考えかた。大きな木は樹冠のサイズが大きいし、小さな木は樹冠のサイズが小さい。以前は樹冠のサイズは樹木の高さに無関係だった。どんな高さの木も同じ樹冠の大きさ。これはリアルではない。

 こんな問題があったので、一気にゼロからプログラムを書き換えた。プログラムは以前よりも複雑な数学的なことを考えないといけない。しかし、おかげでだいぶすっきりした。これを機会にいままで4つの別のプログラムで森林のいろんな形を表現しようとしたけれど、それらが一本にまとまった。しかも効用はそれだけではない。これまでの考え方だと、データの処理量が莫大になるので、一つ市販のソフトウェアを使いデータの整理をしてから出ないと使えなかったが、今回はそのソフトを使う必要がなく、はじめから整理された情報を作るようになった。

 チョョロまかすことなく、真っ向勝負してよかった。めでたし、めでたし。
 山完成

またいつものように・・・

e552ce32.jpg またやってしまった。先日大阪にいくとき、まぁ「日本語が読めて日常会話」ができれば道に迷わず大阪にいけるだろうと思って出かけた。地図も持たずに。結局えらい目にあった。また同じ失敗をしている。もっとも慣れっこになってしまい、笑うしかないが・・・。

 先日、山に木を植えるプログラムを書いていたが、ちょっと引っかかっていたことがあるものの、まぁなんとかなるだろう。あれと、あれを組み合わせれば問題は解決できる。そう思って、昨晩、山に木を植えるプログラムを書いた。今朝、職場にきて、先ほどらい「まぁなんとかなるだろう、あれと、あれ・・・」をしてみたら、結構渋いぃーーーー。これは大変だ。

 それで結局、「ここまで出来れば素敵」だが、それを実現する手段に思いが及ばず避けてきた「それ」を組み込まないといけなくなった。さきほど、「それ」を実現する手段についてとくと考えてみた。すると、どうやらそのため、2つの直線、2つの放物線、2つの指数曲線の交わる点を見つけるため連立方程式をとかねばならなくなった。なんだよぉ、連立方程式を解けば問題は解決しとったんか・・・。それならはじめからまじめにやっとけば今日が無駄にならなかったのに。まるで大阪に出かけたときのいい加減な状態のスタートを思い出す。懲りないやっちゃ、アホちゃうか!

本日

 昨夜寝たのは午前2時過ぎ。このところ就寝時刻が遅く睡眠時間が少ない。今日は11時から開くパソコンショップでパソコンパーツを購入しようと思っていたので、これ幸いと、午前中休みを取ることにした。昼から職場に行く。

 先日、プログラミング⇒大量データ処理ソフト⇒GRASS⇒CGの流れで、やっと来た到達地点。目標地点を目の前にした「あと一歩」というところで、無理やりゴールインもありえるが、「ゴール以後」「今後の拡張性」を考え、体制を立て直すために撤退した。現在、スタート地点に戻り振り出し。再びプログラムを書いている。しかし、一昨日午前3時までトライしても完成しなかったところが、昨日ある方との別件の電話で、ついでに私の問題を尋ねてみた(彼はプログラムのプロ)。すると[malloc]という関数で解決できるという話を聞きいた。そんなものは知らなかったが、調べ、チャレンジし、問題が解決できた。世の中、恐ろしい時代になったものだ。昔なら、入門⇒実習⇒実践というようにレベルアップしたテキストでゼロから学習しないと到達できなかったことも、いまではピンポイントである問題を解決できるようになった。PCとインターネットとそれを利用する人間社会とはすごいものになった。かつての世と学習スタイルが大きく変わった時代の転換期。それが今。それが午前二時。

 今朝、プログラムの最終仕上げをしようとしているが、さらにまた「いいことを思いついた」ので、なかなかすぐにゴールにいけるというわけにはいかない。現在の問題が解決できたら・・・というゴールのイメージだけが先行する。”早くこの先を見たい”という気持ちで寝る間も惜しい。

妥協は許さない

 早々と明日の授業の準備を終えた。話の詳細は帰ってからにするとして、授業の準備をしながら、解決しなければならないCGの問題を考えていた。そして思いついた。まずいっ!いままでよりももっといい方法があった・・・。改善点は研究の原点となるプログラミングだ。しかし、プログラミングはあまり得意ではない。できれば、すでに作ったプログラムのままで解決する方法を見つけたいのだが、どう考えても、今日思いついた方法のほうがイイ! となると・・・。
 現在のプログラムの方法では、ある現象に対する対処に過ぎない。予期せぬ現象が今後起きてくる可能性がある。そのことを考えると、ここは根本的にスタート地点に戻るべきだ。そうだ。俺は妥協を許さないタイプだ。とにかく理想を追求。できるときに最善を尽くせば、後悔はない。

 確か「斉藤孝」の『段取り力』を読んだときに松下幸之助の引用だったと思うが、「原価を5%、10%抑えようという課題をこなすとき、5%、10%を目指すから苦しいんや。思いきって原価を半分にしようと思えば5%、10%なんて難なくクリアできる。そもそも多少原価を抑えようと思えば現状を改良することで確かにクリアできるけんど、50%の原価を抑えようとしたなら根本的なところから替えんといかん。そうやって発想することで大きく飛躍できる」。大体そんなようなことが書いてあった。

 そうや、ワイに必要なのは改良ではなく、よりよいものを作るために根本から見直しだ。ワイはやるでぇーーー、といいつつ目の前の課題クリアに呆然と立ち尽くす。いつになったら研究本題に入るのだろう・・・。

そんなことしている時間はないハズだが・・・

 昨晩。深夜、夜露でぬれた帰り道。バイクが刻むエンジン音をBGMに、ヘルメットがきる風を友に、進行方向に野生の眼を向けつつ、理性の頭はうまくいかなかった山の影に思いをはせていた。トコトコトコ・・・。
 気温は2度、今年一番の寒い夜。宇宙と連続したこの地球から眺める夜空は冴え、頭も冴え(?)てくる。うー、寒いぃぃぃ・・・。今日は手袋と袖の間から冷たい空気がもぐりこみ、脇の下まで攻めて来る。こりゃぁ風をひかずに家まで帰り着けるかなぁ。トコトコトコ・・・。
 どんなに困難な状況でも考え続ければ光明は見えてくるもの。これが私の信条。昨日の職場で考えていたことのどこが間違っていたのか、何をどう改善すればいいのか・・・。深夜一人の帰り道。

 おかげで、道中、昨日のうまくいかないことの一つの理由が思い当たった。家ではそれを試す時間がなかったので、今朝、学生と午前中穴掘りをして、握力がなくなった右手に鞭打ち、昨日の思い当たった理由をもとに改善してみた。やっぱりこれだ!これで一つクリア。

 ところが、もう一つの問題、木がうまくいかないもにについては、思い当たることはあるが、再現するのに時間がかかる。今日は我慢だ。

 明日は一日、よその大学生に対しての授業がある。その準備をしなければならないが、夢中になることがある幸せを実感しつつ、明日の修羅場に思いを馳せる。
 したの写真は、山のサイズを大きくしたら(一キロ×一キロ)、木がよくわからなくなった図。たぶん、原因はあれだ!しかし、いまはそんなこと考えている時間の余裕はない!・・・ハズだが、頭から離れない。時間がほしいぃぃぃ。お金で時間が買えるなら買いたい!
dameya

一念発起

1466cf86.jpgさて、またいつもと同じ毎日が始まる。今日からは最後の峠であるパソコン作りだ。パソコンショップのインターネットを見ながら価格調査をし、最近のパソコンは安くなったと実感している。私がパソコンを購入した当時はパソコンは少なくとも30万ださないとまともなものが買えないというくらいの感覚だった。ところがいまはどうだろう。30万といわず5万円、6万円で普通に買えるし、10万円も出せば、最低限のパーツでそろえた最新のPCが買える。もちろん、いまも20万、30万のPCもあるがそれは豪華なパーツをそろえた最新のPC。

私の狙いは、最低限のパーツの最新PCで、一部にだけこだわりを持ったPCが必要だと思っている。予算、13・4万。たしかにある。メモリ16ギガ計画だったが、どうやら4ギガのメモリは入手が困難なため、普通に買えるパーツでそろえるには8ギガのメモリがやっとのようだ。それでも予算内にごろごろある。そう、私のこだわりはメモリの量なのだ。予算に余裕があるので、ケースにも拘りたい。

・・・。いろいろ考えていた。5日くらい妄想して楽しんだ。結果、4年ほど前に電源が不安定になったPCがそのままにしてある。そのPCの部品を総入れ替えして修理して使うことにする。これまでそのままほったらかしていたのは理由がある。どうも動作不安定になったのは電源もしくは電源のスイッチに問題があるからだと踏んでおり、電源の交換(8千円から1.5万)とそのリスク(電源には問題がなかったばあい、ただ購入したというだけに終わる)、スイッチの不具合箇所の発見のためのテスターをつかった調査。これらが面倒だったからだ。

しかし、限られたお金。今回は自分の労働を使うことでお金の出費を抑えよう。そうすればいいことがあるではないか!(と自分を鼓舞し・・・)。

そう、困難に立ち向かうことで、また自分の技量がアップする。この自分の技量はお金を出して買えるものではない。お金を節約してお金で変えないものを得ようと思う。成功しないリスクはあるが・・・。まぁそのリスクは受け入れよう。

などと無理やり思い込むようにしてパソコンのパーツをこの一週間で物色することにしよう。ちなみに、できればそれらの不要なパーツを、インターネットオークションで販売することにもチャレンジしてみたい。これまた初チャレンジである。

クリア

 先日のブログで書いた「ただし、16ギガのメモリを搭載して認識させるにはLINUXのカーネルをサーバー用にアップデートする必要があるらしい(先日の大阪の大学の方のアドバイス)。しかし、現在のところ「ことばの意味がさっぱりわからん。どう煮て、焼いていいものなのか・・・」。」という話。今日、30分の試行錯誤でクリア。残る峠は一つ。実際のサイズのものをつくってみるということ。これさえクリアすれば、あとはそのデータを持って「行脚」しながら人の意見を聞いて、狙いどころの「良し悪し」と「調整」。なんとは冬休み前までには実働できる体制になっていたい。

 おっと、もう一つ覚えるべきソフトがあるのを忘れていた。だから、峠はあと2つということかぁ・・・。まぁ、なんとかなるだろう。

あたりは大体ついた

382a1684.bmp ふぅーーー。大体のあたりはついたかな。やりたいことの基本技術は習得したし、できることも確認できた。いまは100m×100mの森林を想定しているが、最後の”あたり”は10キロ×10キロの森林をつくったときにどうなるかだ。
 これができれば・・・、これまでの苦労が報われる。しかし、たぶん、コンピュータが動かなくなるのでは・・・。そうなったら、どうしよう。打つ手がない。

CGは疲れた・・・

 昨日の作品の問題点は、影の輪郭がきついこと。残されたCGの課題はその影を改善すること。そして影の輪郭について調べていたら行き着いた。「どうやらそれを取ることができない」のが手元にあるCGソフトの限界。それらを改善しようとすれば、「ラジオシティ法」を使わねばならなく、いまのソフトの「レイトレーシング法」では無理。影をつくる方法が違う。レイトレーシング法でもわりとリアルだから、とりあえずCGの限界まで来たということで(もちろん、私がやりたいことをする技術の限界というだけで、CGの入門者であるには変わりない)、CGへの突っ込みはココまで。

 森林のモデルから始まって、いろいろほぼ1月近くにわたって苦労しているが、それは研究の「あたり」をつけているだけである。実際の研究については「あたり」をつけた結果、「OK」となれば、その後本格始動する。森林の数学をつかったモデル化・プログラミング・森林モデルを大量に扱うためのソフト習得・CGソフト。ここまで来たら残るは3つ。1.夏のGRASSで2つの機能を実現できるかのテスト、2.16ギガのメモリを搭載したLINUXのパソコンを組み立て一連の処理の自動処理への挑戦、3.研究のサンプル実験。そしてそれら技術的な問題が解決できたら、あとはそれぞれの個別の問題に詳しい専門家の門をたたき教えを請う。予定としては12月20日からの冬休みを決戦の開始としたい。

 先の1が解決できれば、さっそくパソコンを注文だ。ただし、16ギガのメモリを搭載して認識させるにはLINUXのカーネルをサーバー用にアップデートする必要があるらしい(先日の大阪の大学の方のアドバイス)。しかし、現在のところ「ことばの意味がさっぱりわからん。どう煮て、焼いていいものなのか・・・」。まだしばらく試行錯誤が続きそうだ。しかしCGは昨日疲れた。なんどやっても「エラー」になり頭がおかしくなりそうだった。