スギタイプとは別の木も出来た。
あとはプログラムの改良だ。大量データを処理するためと、形状の仕上げのためのちょっとした工夫くらいすれば、準備はできる。
「入魂の軌跡」カテゴリーアーカイブ
杉林の目処が立った
ここ数日の予定
夏のGRASSでいためた視力の改善もあまり見られず、まぁ、こんなものかと受け入れることにして、ここ2日コンピュータの前にいる時間を増やすようにした。やりたいことがあるのだ。たわいもないことだが、コンピュータの中に森林を創ってシュミレーションしてみたいことがあるからだ。そのアイデアは4年前に行っていた研究からでてきた疑問点にはじまり、2年前に疑問点を解決するであろうアイデアを思いつき、今年の夏そのアイデアの実現方法の手順の目処をたてたものだ。ほんとうにしょーもないデスクトップ・フォレストだが、少なくとも何か意味ある知見が得られるのではないかと思っている。
それにしても4年前の話を・・・、という具合に自分でも思うが、そこが自分の甘さだ。世界のどこかで、いま”私が”思いついたアイデアを誰かが思いつくことだって何ぼでもある。もしも、世界をターゲットにした大学や研究機関なら、思ったら即行動でなければ生き残れない。しかし、私は・・・。忙しさという口実のもと、ヒマラヤ行ったりしながら遊んで(?)いた。
私の人生の漠然とした夢は、「エベレストをこの目で見る」と「丸い地球をこの目で見る」である。前者は幸運にも達成した。後者を生きているうちに達成するには、いまの仕事の衛星画像解析で頑張ってNASAと共同研究などをすればいいのかな・・・、と冗談とも本気とも思えないようなことを考えている。そんな私にしてみたら、ダメだ、ダメだ、忙しさの口実でのんびりアイデアを塩漬けにしていては・・・。
いま、まずは一本の木を上から見たときの形をつくってみた、これから一本の木を数本、数千本、数万本つくって林にしていこうと思っている。上の画像、木というよりも山だが、とりあえずプログラムは”正解”だ。
スキル アップ
この職場の問題点の一つは、学生が卒業すると、その学生が身に着けた技術が伝承されないことだ。つまり、大学や大学院のように4年生と3年生が空間をなにかテーマを共有するだとか、大学院生と学部生がテーマを共有することがないために、学生が覚えたことが次の世代に継承されない。それによるこの学校としての(私への)不利益は、いつも学生が行う研究はゼロリセットになるために、成果が蓄積されないことだ。したがって、学生を制御することとなる私も深みのあることはできない。
しかし、それでは困る。したがって、通常の大学のように「教員」はお金をとってきて、学生に指針と示し、適切なアドバイスをしながらことを進めるわけにはいかない。「教員」自ら手を動かさないことには(しがてって最新技術を知っているだけではだめで、使いこなることができなければいけない)、研究の深みを持たすことはできない。
GRASSの研修の終わりが見えたあと、しかも、前期の授業と後期の授業との狭間のこのき間は、冬休みまでの間に自分が進展するための、「自分に技術の蓄積をする」残された短いチャンスだ。
そこで、今週は小牧の航測会社にいって、押しかけ技術研修をお願いすることにしている。いそいそと、今朝、バイクで小牧まで行って来た。
木・金は職場で用事があるので、この火曜日・水曜日が勝負である。なんとかこの2日(残る一日)で自分のスキルアップを計り、先日のGRASSと併用して冬休みまでの期間の題材をこの二日間で吸収したい。
新たなチャレンジ
今回のGRASSというソフトはWindowsではなく、LINUXというOSで動く。今回の研修を通して脱WINDOWSの道筋が見えてきた。
以前からLinuxには興味があったが、いまいち奥が深すぎて自分には敷居がたかかった。だからとても浅いところで中途半端。そのため日々の仕事に使えるレベルには到達できなかった。しかし、この研修の準備をすることで「死中に活」。さまざまな光明を発見することができた。研修が一段落した(正確には来週の金曜日にまだあるが)今は、それぞれ個別に光明の見えたところを攻めてみようと思う。
そこで、登場するのが3月にゼロからLinuxを勉強しようとオークションで購入したPCだ。一万円。しかしながら、ヒマラヤやら何やらで食べ終わったお菓子の缶のような状態だった。それを今日から復活させようと思う。そこで以前から、ときどきPCが動くときに大きな音がするので、その音の原因を調べるためにPCのふたを開けて、音の原因を調べはじめた。このでかいファンの固定する力なのか、部品が曲がっているのか、それともグリスが足りないのか・・・。音の原因、それは知らん。
しかし、いまから近所のPCショップにいってきて、なんとかこの1万円PCを復活させたい。(もちろんいまでも動くので、ただしくは復活ではないが、快適にさせたい)。