山荘」カテゴリーアーカイブ

年中こんなことを考えている訳ではないが・・・

昨日、山荘敷地の測量結果を見ながらプランニング。

現在のところ、3畳の小屋をたて、そこをベースに4m✕4m(約10畳)の拠点を作る予定。

3畳の小屋の部品を活かしながら、10畳の小屋をつくる。3畳のベースを作る理由は、この小屋作りのクライマックス(時間がかかる)は基礎工事だと思っているからだ。基礎工事には時間がかかりそう。その基礎工事のためにはベースがいる。なぜなら、現地でなければできないからだ。

一方、部材は町で作成し、現地で組み立てるだけにするつもり。なので、基礎さえできてしまえば、3畳小屋で”工法”と”納まり”さえ編みだせばそう大したことではない。・・・と持っている。現在のところ。

さて、差し迫った問題は3畳小屋の設置位置だ。なるべく高低差をなくして簡便な基礎で済ませたい。場所を先日の3次元地図で探す。そして、高低差が1m以上するのにゲンナリしながら地図を眺めていた。

そうか・・・。土地の区画に合わせて建物の配置をするのは基礎工事が大変だ。等高線にそって高低差を少なくする場所を選ばないと大変だ。

とりあえず、3畳小屋は等高線に逆らわない敷地の区画のラインとは相性が悪い斜めの配置にするしかないか!

測量結果からプランニング

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昨日の柴刈りのあと、さくっと測量した。これまで使いこなしてきた、製品化もした測量セットを使ってだ。しかし、2年ぶり以上に機械を動かしたためか・・・、現地の成果・・・、学生さんに測量テストをしてもらったら確実に再測量していただく、ひどい精度だったが、目的はざっくり現地を知ることなのでそんなことは気にせず、そのデータを使った。
写真をとった私がいる位置は、下の地図の右下角だ。

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等高線の間隔は50cm。格子の間隔は4m。

まず作成しようとしている小屋は2m✕3mなので、格子よりも一回り小さい。そんな大きさで考えてみると、落差の低い場所で基礎を作成しても1m程度は基礎を浮かせないといけないことがわかる。あとは穴掘りをして、1mにどれだけ基礎を埋めるべきか考えようと思う。

・・・が、こんどいつけることか・・・。

遅いさくら

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tossanすいません。今日ひるがの行ってきてしまいました。

今日、柴刈りと測量をしてきた。大日岳スキー場の残雪、白山の残雪は挑められたが、私の土地の雪は全て消失。新緑にもならず、新緑の芽が顔を出し始めたくらい。ちょうど桜が満開の時期だった。

もくもくと手のことナタで柴刈りをしていたおかげで、いま右手の握力が低下し、右手に力が入らない。

今回の測量データをつかって仮設小屋の基礎について考えることにしよう。

いよいよ第二段階

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冬の間に必死に通っていた、マイ山小屋。雪も溶けたようだし、これから小屋作り、樹木の伐採などを行なっていこうと思う。ゴールデンウィーク明けからはこの絵のような小屋を作り(2m✕3m)、基礎の作り方、温めてきた工法の現実性をチェクする。材料は発注した。順調にいけば、このサイズの小屋が15万程度でできあがる。ただし、窓はない・・・。

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この試作品で、基礎の作り方、工法の妥当性、雨仕舞などがわかったら最終的には最低でもこのサイズの小屋にしたいと思う。

この小屋のミソは、移築・増築・分解・組立が1人でできるので、この試作品をベースにどんどん暇に任せて増築、移動・・・していける・・・ことになっている。・・・いまのところは・・・。

さて、ゴールデンウィークは何をするにも大切な、現地の測量をしてくる予定だ。現地の3次元測量を行い、小屋をたてるにあたり最も良い場所(水がたまらず、基礎の高さも適当な)を探すのだ。

山荘再び

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昨夜、空手の稽古が終わると、その足で一月半ぶりに山荘に行ってきた。第1目的は、飲み会。第2目的は、調子を取り戻した発電機をつかった”電力インフラ”の可能性チェック。第三目的は、イグルーでの宿泊。

1と2の目的は達成できたが、残念、第三目的は未達。なぜなら、すでに溶けて崩れていたから。残念。イグルーの師匠が作成した大きなイグルーを見ることができなかったのは残念だ。

雪は、もう残り40cmか50cmくらいになっていたし、スノーシューがなくても歩けるほど、雪は締まっていた。

しかし・・・。昨晩から今朝にかけて降雪があり、25cmくらい新雪が積もった。

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高鷲インターから美濃の古城山サービスエリアまでは降雪だったが、今日の雪景色は息を飲む綺麗なものだった。なぜだろう?

などということを考えるイトマもなく、PM1時には海部郡佐屋町の体育館で、空手仲間と自主練習。1-5時まで。これまで空手着を着た活動で、最長の練習時間だった。

厳冬期仕上げ

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1月に入るとほぼ毎週、山荘に行ってきた。しかも、1月下旬からは毎週、宿泊している。 全体的な考え方としては、一番寒い時期と一番暑い時期を体験すれば、大体その地の厳しい環境は把握できるだろうというのがあり、これまでは、その一番寒い時の実験をしてきた。そんな寒く厳しいときに、現状を知り、何を改良し、何が楽しいか、それらを見つけようとしてきたわけだ。

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そんな、狂ったような山荘行きも、ほぼ今回が仕上げ。今回は一緒に600坪の敷地をどうするかを考えている方と一緒に厳冬期の過ごし方の仕上げを試みた。

山荘への道中にある水汲み場で水を汲み
山荘周辺の枯れ木をチェンソーで伐採し、薪を作る。

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文明の力のガスコンロで鍋を囲み、ストーブのある部屋の窓ガラスを梱包用のプチプチで外気を断熱してみたり、寝具のエアーマットあらため、発砲スチロール&スタイロフォーム。
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室内、土足を改めスリッパ。
テーブルとイス。

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深夜0時に就寝し、朝の7時に起床。
途中、目覚めた時に薪を3回入れ、朝起きた時にヤカンのお湯が沸いている。

設置した温度計も回収したが、どうやら最低気温が-10°程度。

訳も分からず、ともかく山荘に入り
カレー仙人と過ごした最初の宿泊が一番、環境が厳しいものだった。
きっとカレー仙人が再びここを訪れたら、ここを快適な空間だと思うだろう。

さて、私の山荘計画は、厳冬期の仕上げを終えて、次のステージに入る。しばらくは足が遠のくだろう。

すいません。興奮しているので文章が長くなっちゃった。

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朝まで薪が残ってるか?
なんたって昨日は修羅場で、床に就いたのが2時半。朝までの時間が少ない。だから薪も残っているだろう。しかも、途中寒く、起きた時に薪を入れたしね。そのせいかな?朝起きると、薪は残っていた。確かに残っていた。

けれど、燃えていなかった・・・。

薪の燃焼実験はもうやめだ。昨日の修羅場の疲れが取れないので、薪のことは放っといて9時頃まで寝ることに。

9時頃起き上がりコーヒーを入れ、今回の山荘行きの最大の懸案事項に向き合うことになる。帰路の運転だ。

この山荘のある一帯の別荘地帯は、山の中の傾斜地に作ってある。だから道の傾斜は通常の道よりもきつい。しかも、山荘は幹線から分岐した支線の支線でアプローチする。幹線でさえ急傾斜なのに、支線の支線はもっと急傾斜だ。通常の道でも「おっ、大丈夫か?」と思うような傾斜であるが、私の車はパネロだし、スタッドレスだし、まぁ大丈夫だろう。そう思っていた。しかし、昨日の体たらく。

昨日の修羅場を振り返る。何が問題だったか。
1 路面が凍っている。2 氷の上に新雪が20cmくらい積もっている。3 新雪を踏みながら進んできた。車を入れるためにバックをしたとき、4 自分がつくった轍を進むことになる。5 轍は一回の車の通行でところどころ氷が出てきている。だから、6 一旦その氷で滑り始めれば坂道を最後まで滑っていくことになる。制御不能だ。こう振り返った。

そして、昨晩の夜酒を飲みながら気づいた。もしも、支線やその支線の除雪をしたら、氷面がむき出しになり、私の車では通行不能だ。つまり、帰れない。無理して氷の坂道を帰れば、事故・転落・・・。こいつはまずい。

遠くで、除雪車の動く音がしている。こいつは早いとこ下らないと。
(別荘地の管理人に、「上のほうはよく滑るで、チェーンを持っとるんだったら着けたほうがいいよ」と言われたが、チェンはないし、パジェロだしと思った私が問題だった。この状況を理解したら、その日は山荘に行かずそこで引き返したハズ)

下る選択肢は2つ、行きに来た道と、ときどき道を間違えて幹線にアプローチする道。
行きにきた道は、ジェットコースターのような傾斜地がある。ここは通りたくない。しかも自分のつくった轍がある。一方、ときどき道を間違えるところは、どれくらいの急傾斜なのか覚えていない。でもジェットコースターはなかったような・・・。しかも、車の通った形跡はなさそうだ。
本来なら、幹線まで歩いて降りていって現場を確認するのだろうが、ここもいけないことだが「冒険」としてしまった。帰るためには選択肢は2つしかない。だからといって選択肢を「時間や労力をかけるのが嫌だからと」選択肢の状況を確認せず選択してしまったのは安全管理上問題だ。これは自分が甘いと猛烈に反省している。

雪除けしたエリアから車がでるか?ゆっくりゆっくり、大きな切り返しをしないように、小さな切り返しをして車の向きを変えた。ギアはロー。ブレーキをしないと坂道の傾斜で加速する。だからといってブレーキを踏むのは慎重にしなければ。ユルユルと軽くブレーキングをしながら下りはじめた。車の速度は歩く程度の速度になるように。
新雪の中の車。これならなんとかなるか?

とおもいきや、急傾斜の下り(ジェットコースターほどではない)。悪いことには、その急傾斜の坂道が緩やかに右にカーブしている。車の落下速度が増えてくる。ブレーキをしないと加速するし、ブレーキを少しでも踏もうものなら滑る。前輪の制御も利かない。一世一代の大ピンチ。あーもう、崖からジャンプか?

こうなれば選択肢はひとつしかない、ブレーキをしないで加速に任せてカーブを曲がり切るしなかい。

なんとか事故せずそのカーブを乗り切る。よかった、そのカーブが終わったところにTの字の交差点で垂直に曲がらなければならなかったら、曲がりきれず確実に転落だ。よかった。
運がよかった。駄目だ、こんなラッキーに依存したことをしていては。

自己嫌悪と緊張からの開放で、しばらく放心状態。家に、2時半に帰ってきたが・・・、6時までほとんどコタツから出られないほどだった。

簡単に考えすぎていた。事故なくとりあえず今回を凌げたこと、これだけは何に感謝したらいいのだろう。感謝してもしきれない。

(管理人のオジサン、チェーンないなら行くなくらい言ったほうがいいよ)

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昨日の深夜のピストン輸送の後、ひざ上までの道ができた。

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深夜の車脱出作戦の跡。

やっといま(1時50分)一段落

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PM10時に現地到着。車一台の駐車スペースを雪除けする。先週車よけしたところは全て埋まっていた。一時間かかって雪を避ける。その場所に車を入れようとバックしたら、車が滑る。先進のギアだが後ろに動く。あれれれれぇぇ。ズリズリっと雪よけの面に接触して車は止まる。あとは・・・。前にも後ろにも進まない。動かない。氷の状態の道。

車に積んであるなたをもち、山荘前のスギの木までひざ上ラッセルしながら50mの道のりを進み、手に届くスギの枝をとってきてソリに積み、車の脱出路に敷き詰め、九死に一生(だいぶ右往左往したが・・・)。明日帰れるだろうか。晴れてね!

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その後、一時間半かけて、車と山荘を行き来して、薪と道具の荷揚げをする。

ニューランタンに点灯し、薪ストーブに火を入れて、インターネットの接続を確認。これなら仕事ができる。よしよし

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先週来たき時つくった水はこのとおり。
今度はオンザロックでウィスキーかな?

盆と正月がいっぺんに来たぁっ!

免許証入れ・・・。ブルーな一日だった。
なぜなら、金目のものはないと思ったがETCカードが免許証入れに入っていたことを思い出したからだ。ETCカードをつかって陸路ヨーロッパに行っちゃうなんてこともないから、せいぜい被害があったとしても一日の行動範囲の600キロ程度。まぁこれなら損害も少なく・・・。などと考えながらわずかののぞみをつないで、なんど車の中を見渡したことか。なんどポケットをないと判っていながらまさぐったことか・・・。

ETCカードを止めるにしても、今晩は人と仕事の打ち合わせの後食事を考えていたので、ETCカードを止める行動もすぐに取れない。わずかな望みは家に免許証入れが転がっていることだ。そいつを今晩確認してからETCを止める電話をしよう。

午前0時半、家につく。
リビング・・・なし、洗面所(ここにあるのではと希望をつないでいた)、和室のこたつの下・・・、ありとあらゆるところを探したがない。

そしてリビングに転がっている大きな塊をみて思った。もしかしたらこの寝袋の中?服を着たままネタから、しかもシコタマ飲んでいたから・・・。寝袋を袋から取り出したら、黒ひげ危機一発のように「びよぉーーーんと、寝袋から免許証入れが飛び出てきた」。

よかったぁ。おまえここにいたんか!まるで盆と正月が一度に来たようなきもちだ。

さて、お祝いだ。一杯やるか!
いやいや、酒はしばらく見たくない。まだ体に残っている感じだ。

たぶん、こいつは本物だ・・・。きっと。

土日は、普段の格好とはことなりアウトドア仕様の着衣だった。だから・・・、こんなこともあり得る。
今朝から、免許証入れを探しているが、見つからない。まずい・・・。まずい・・・。整理整頓できない性格の私にはよくあることだが・・・。

とくに、土日は衣装+お酒にやられた からこれはいまごろ免許証・職員証・・・雪の中?金目のものはないが(奇跡的に給油用のクレジットカードは給油の際、免許証入れに戻さずポケットに入れていたので不幸中の幸い)、いかん。大体、こーゆーのは2・3日免許証入れが家出して、そのうち「お前どこいっとったんだ」という感じで、車のシートの下だとか洗濯物の中から現れるが、今回はそんな予感がしない。

あー、失態。