2019年5月14日、私が24年間使用してきた車の今日が車検満了日。とうとうディーラーで車検が通らなくなったマイカー。
知り合いに板金屋さんを紹介してもらい、なんとか延命させる算段もついた。乗り続けようとすれば、乗り続けることもできそうだったが・・・。5月14日、分身とお別れとなった。
実は、板金屋さんと繋がる前に、廃車になるなら有効活用、社会貢献できる方法はないかと探っていた。熟練した整備士のいない途上国で黒煙あげて走らす運命だけは避けたい。日本で車検がとおらなくても、動く限り、この手の車は海外に輸出され未開の地を走ることになるはず。これは地球環境によくない。技術者のいる日本で走らせるか、スクラップにするか。選択肢はこの2択だ。
どうせスクラップになるなら、49.5万kmのヘタレ具合の資料にしてもらおうと思い、三菱自動車のホームページを経由して、資料として提供したい旨伝えた。手元には2002年以降の修理の履歴もある。いつ、どこを治したか、これを見ればわかる。
連休前に返事をもらった。資料として使うあてはないが、三菱オートギャラリーで、そのパジェロを探している。状態にもよるが、展示用に受け入れも検討してみますとの返事をもらう。連休直前に現車確認してもらい、連休明けに譲渡が決まる。
今日、最後のドライブで岡崎の三菱オートギャラリーに、25年間私の半生を共にすごした分身を置いてきた。間に合えば、パジェロの日本販売中止を契機に開催されるパジェロ展(2019.6-12)で展示してもらえるかも。ありがたい話だ。
分身はこれより、私より長生きできる場所で、静かな余生を迎えることになった。