台風が来ていて今朝は雨だろうと昨夜思った。
だから金華山への心の準備が出来ていなかった。
しかし、いつも起きている時間に目が開いた。
耳をすませば雨の気配はなし。10分間葛藤のあげく、布団をはねて、いざ出陣!
これであと4回。目標達成も射程圏内だ。
今朝は6時起きで、金華山を1往復。
[百曲がりコース]で登り[瞑想の小道]で帰る。
今日は走って下っていないが、総時間1時間もかからない。
適度な運動時間だ。
なんとか、これであと五回。土日だけでも解決できそうな回数までやってきた。
しかし、金華山。
眠いのが少々困るが
朝の登山は気持ちがいい。
空気も湿り気具合がいいし、なんたって空気がうまい。
それにもまして気持ちよいのは
登山道ですれ違う登山者との
「おはようございます」という挨拶だ。
昼間は「こんにちは」とすれ違うときに言い合うのが
登山の習慣だが(ただし、登山に命を懸ける人々はあまり、この挨拶すきではないが・・・。いちいち返事してられないし・・・)
「こんにちは」と言ったり、言われたりするのと比べて
「おはようございます」は印象が全然違う。
なぜだろう。
「こんにちは」は口先だけでモゴモゴつぶやくことができるが
「おはようございます」は最初の「お」を大きく発音しようとおもったら
空気を大きく吸って、「おー!」というからだろうか・・・。
それとも、顔なじみの人々(すれ違う人の顔はだいたい同じ)が
あー、今日も頑張ってるなぁ~というふうに思うから
すがすがしい気持ちでいられるのだろうか。
よーわからんが、すてきな毎朝金華山。
この夏の収穫。大好きな言葉ができたこと
「おはようございます!」
昨日までの登山は目標とする30往復のうち19往復。これから一週間で10往復しないと目標を達成できない。土日は二往復するとして・・・。などと皮算用をしていたら、来週の目標期間最終日(9月10日)は健康診断で朝は登山ができない。昼も職場を休んだとしてもバリウムを出すための下剤を飲むため、おいそれと登山するわけにはいかない。しかも、いま台風がやってきている。おっと、これでは一週間以内に10往復できないではないか!!!
だから、今朝サボった分+αを稼ぐために今日もせっせと「夜登山」。やっぱり戦国時代の合戦跡地。あまり気持ちいい登山ではない。
今日、金華山の山頂の歩道で薄暗く白くにじむ影がジッとこちらを見つめていた。この「夜登山」なるべくライトはつけないようにしている。夜の明るさになれる訓練をしているのだ。でも、気になる・・・正体が知りたい・・・。ところがライトはつけたくてもつけられない。なぜなら、それが人影ならライトを向ければ失礼だ。
どきどきしながらその影に近づく。影は動こうともせず、じっとこちらを見つめたまま・・・。
一歩一歩近づいていく。緊張は極限に。
おー!お主は戦国武者。誰ぞ!名を名乗れぇぇぇ~!!!
「拙者、山火事注意の看板でござる」
・・・だった。
いやー、しかし驚いた。
この夏、9月10日までに30回裏山の岐阜金華山に登ることに決めた。まだ20回になっていない。しかし、期限は迫ってくる。毎朝、仕事で五時半起きで森林調査に入っている、もちろん雨の日もある。また今年は合宿、キャンプなどで家を空けることも多く30回という回数は多すぎたかもしれない。しかし、一度決めたことなんとしてでもやり遂げなければ。土日にそれぞれ2往復すれば、それで4回稼げる。あとは平日一往復すれば目標はなんとか達成できる。
そんなことで、今日は夜、飯を食ってから登ることにした。
まぁ、山登りをしている最中に日が暮れることだってある。(実際、かつて私は11月の雨の山の中で遭難しかかった)。そんなときに冷静に行動がとれるよう、また、くらい中でどこまで行動が出来るかを(傾斜や森の状態など)体得するために夜の山登りをするのもいい。
行きは百曲がりという健脚コース。帰りは馬の背という健脚コース。まぁこれで夜道に慣れれば、夜の山登りのノウハウも身に付くだろう。
朝に往復するときは45分でドアツードアだが、夜は1時間かかった。
以前、夕暮れから月夜にかけて金華山に登ったときは薄明かりでライトは不要であったが、月のない今夜は必需だった。
しかし、戦国時代の合戦の場である金華山、夜の一人歩きは気持ちいいものではないが・・・。しかし、今日も1往復!