ついにその日がやってきた パート2

734fcf94.jpg ヒマラヤ準備も今日からやけにあわただしくなった。突貫工事の年度末の道路工事のようだ。私も、トッカン、トッカンやっている。

 先週までなら家に帰って酒でも飲んで、ほろ酔い加減で金華山。夜11時頃登山スタート!とリラックスタイムも少しはあった。しかし、今日からはなぜか忙しい。そこで今日から酒を断って時間を節約することにする(酒を飲むとどうしても眠たくなって寝てしまい生活の効率が落ちてしまう)。もちろん、テレビを見る時間もない。

 家に帰る前に、ヒマラヤグループのメーリングリストに、投げかけて、家に帰ったら返信されているのを整理して、飯を食い、そしてまたメーリングリストへ次の仕事を投げる。今日は10時5分に家をでて金華山登山。

 今日は、また新たしい服を試してみた。オーストラリア・ニュージーランドを中心に展開する「カトマンズ」という登山ブランド。ここ2年、ニュージーランドに行ったとき「カトマンズブランドは日本では手に入らない」という知人の話をもとに、細かい小物を買っていた。そのカトマンズが出している、保温下着である。体に密着フィット。ハーフジップで胸元を開けることができる。真面目に着るのは初めて。黒い上着で、紺のタイツでまた暗闇カラー。今日もしかたなく、白のハーフパンツをはいて怪しい登場だ。

 山の入り口で、20mくらい上ったところで、下のほう(岐阜公園)でかさかさと枯葉を踏みしめる人の音。おっと、違うなぁ。犬かぁ~?私は犬が実は苦手である。割と怖い。家で犬を飼ったこともあるので、全ての犬が怖いわけではないが、特に野良犬が苦手である。あいつら、こっちの気もしらないで、ヨタヨタ走ってこっちにくるではないか。いまの足音はまさにそんな感じ。 山の林の中を斜面を駆け上がってこっちにくるような気配・・・。鳥肌が立つ・・・。あー、早く崖につかないかなぁ。それなら犬も近づけまい・・・。そんなことをかんがえていたら、足音に追いつかれることもなく(実際、こっちにきていたのかは不明なのだが)心臓破りの崖に到達。これで犬の恐怖から遠のいた。
 
 ところで、今日はいつもとちがう。ライトをつけて登っているとうことだ。ライトをつけないこのところの登山、時間がかかりすぎる。足元がぐらつくので負荷がかかるのはいいことなのだが、時間がない。忙しい。だから今日はライトをつけて登る。

 さて、山頂。おっと、家を出てから30分。ライトをつければ、空身(からみ)で登ったのと同じ時間。よーし、こうなりゃ、もしかしたらライトをつけていれば下りは走って降りれるかも・・・。と思い、朝のくだりと同じように走れる場所では走ることにした。

 「コッキ、コッキ」と丸太が背中で揺れる。背負子の鉄にあたり「コッキ、コッキ」と夜の金華山にこだまする。そして、ドタドタドタという足音をたて、よるの金華山を駆け下った。

 ・・・と、そのとき突然、前方5mくらいの暗闇から太った丸っこい中型犬の大きさの生き物が「ガッサーーァ」と草むらの中から飛び出てきた。「キャー、なんじゃこりゃーぁ~~。あ~、あ~、あ~」「こっちくんなぁ~」。草から飛び出た巨大な生命体は草の中を「ガッサ、ガッサ」あちへ、こちへ移動する。私は「ほー」だとか「あー」だとかいってそいつがこちに来ないことを祈った。たぶん、猪だ。あの残像からすればカモシカのようだけれど、金華山にいるわけない。猪は猪のエサのミミズをほったあとが時々みられるから、きっとそうだ。たぶん、今日は岐阜長良鵜飼の最終日。花火がバンバンあがたから、猪もビビッて山の裏側に回ってきたのだろう。野生との遭遇・・・。犬より怖い・・・。

 ところで、i猪より怖い極め付けの生物にあった。10時5分に家をでて、11時10分に家にもどったが、あのアメリカン・オバハン、行きも帰りも見つかった。同じ犬を連れて・・・。しかも、目撃地点は70mくらいしか離れていない。まさか、この一時間の移動距離は70mか?いやそんなことはあるまい。きっとぐるぐる同じところを回っているのだろう。すごい縄張り意識だ。あのアメリカン・オバハン、なかなかやるなぁ~。

2 thoughts on “ついにその日がやってきた パート2

  1. 夜桜お七

    お久しぶりです。
    どうかケガのないように登ってくださいね。
    今日は吉原、堀之内~中洲、ススキノ、ニューヨーク~つ~よきを助けよ~わきを憎む(以下省略)♪
    …ひとつ前のブログを見て懐かしいなと。私もひょうきん族を観てたので(笑)
    また来てくださいね!

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  2. takejima

    こんばんは。
    そうですか、ひょうきん族世代なのですか・・・。わりと長寿番組でしたね。なんかいも聞いているとあの竹ちゃんマンのテーマがときどき、フト思い出されることがあって、苦しんでいます。そして口ずさむと・・・「なんですかそれ?」と10代の若者にあきれられ・・・。
    ところで、この前の写真3枚以上、なんかできるようになったような気がしますが、まだ改善の余地ありで・・・。
    ときどき、様子を見に行ったりしてます・・・。

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