餃子勝負?

餃子 もう知り合って20年の方がいる。私が大学生の頃、長良川で頻繁に遊んでくれた人だ。いまでは、自然体験活動の会社の専務で、ちょっと前まではニュージーランド支店のマネージャー、現在は四国支店のマネージャーをしている。彼にはニュージーランドでもお世話になった。そのとき、異国で聞いた餃子キングというオークランドにある店。日本人が見よう見真似でチャレンジする餃子専門店だ。面白いのは、チーズ入り餃子で「ピザ風味」・・・という具合にどう見てもバッタものの餃子が売りの店だということ。私も餃子にはそこそここだわりがある。そんな話を彼にしたところ岐阜駅の近くに「餃子」専門の店がある、一度いってみたらと言われていた。そのまま2年間、そのことを忘れていた。

彼に先日乗鞍であった。そして、餃子の店のことをたずねたら、今度行こう!ということになり、昨日行ってきた。たしかに餃子専門店。餃子しかない。

70を超える主人、餃子一筋50年。どうやら命を削って餃子を作っているとのこと。4人で出かけたが、4人で10人前を頼む。写真の量は1.5人前。餃子の皮は厚く、もちもちと弾力があり、餃子のたれもうまかった。聞けば、餃子、餃子の皮、ラー油、たれ、油・・・。餃子にまつわるものすべて自分で拘って作っているということだった。予約しないと食べれなく、しかも、休みも「仕込みの日」は店を閉めるということで、行く前には必ず電話を入れないとだめ。しかも、1月の予約はすでに一杯だとか・・・。

70をすぎ、今年奥さんに先立たれたご主人は、自分いつ、終わるかわからないから、くるときには電話してねと、寂しげに微笑んだ。

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