酔拳

7月21日締め切りの原稿がある。

700字を1ページとカウントして、頼まれたのは10-14ページくらい。文字数にしたら7千字から1万字。1月くらい前にそんな依頼があった。まずは、無意識にまで「原稿テーマ」を沈ませて、時々思い出しながら、ネタと構成を考える。

さて、昨日の時点で1文字も書いていない。編集者がそのことを聞いたならさぞかし気をもむだろう。しかし、私はなんとかなると思っている。それよりも、頭がいたいのは7月29日の東京での発表と、7月末までに期限を定められたある仕事だ・・・。

しかし、いい加減あと一週間しかない。まずは推敲する元となる素稿が必要だ。そいつを書かないことには締め切りを乗り切れない。そこで、昨日は家に帰る途中、安いワインを買ってきた。「酔拳」をするのに必要なのだ。(ここ2週間は酒は飲まないようにしていた)。

ところで、誤字脱字が多くて、読みづらく、誠に申し訳ないが、こうしてブログを書き続けるのも、筆の修行だ。Leeさんからいつも「長い」といわれる文章も、まずは素稿として長い文章をかくための修行なのだ。気合を入れるときは、推敲で水分を蒸発させた内容にすればいい。とにかく訓練としては、心に閃いたことを、ツラツラと書ける体に慣らしておく。そうおもって日々修行。

さて、今日は原稿用紙にしてみたら20枚~25枚の分量を、自分が安心できる量まで書かねば、締め切りを乗り切る自身がなくなる。そう考えて、今日を「山」とした。集中と「その世界への没頭」が必要だ。そこで必要なのがお酒・・・。朝形に移行しつつある私のライフスタイルである。朝、酒を飲みながら原稿を書くわけにも行かない。そこで、夜に「夜に書くラブレター」のような恥ずかしくなるような大胆な文章を書き、朝アルコールの抜けた頭で原稿を見つめなおす。そうしよう!

どうやら、酒を飲まなくても日ごろから酔っ払っているようなことを書く私は、今朝も深夜のような大胆な作文だった。昨日の夜から先ほどの間に、1万4千字の素稿ができた。これから大きく削りながら、なんとか7千字までに落とし込みたい。・・・うふふ、もちろん酔拳で!

2 thoughts on “酔拳

  1. tossan

    アクセスできましたありがとうございました。 原稿がんばってください、わたしはいつも「ドタン馬力!」

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  2. takejima

    私の場合ドタン馬力は、それを出すため日ごろから形にならない状態で、「それについて考えている」ときにこそ、180%の力が出るようです。なので、ぶっつけ本番では出来た(しのげた)としても”20%”ぐらいの力しか出せません。
    日ごろから「それについて考えている」ために、職場ではあまりしゃべらない無口な人に見えるわけです。
    というわけで、無口な私にいつも声をかけてくださりありがとうございます。
    また今日いただきました白ナス・ゴーヤありがとうございます。

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