学生さんの協力を得たおかげで、ついに木人椿が完成した。パンチをあてることを容易にするためスポンジも丸太に装着した。
長さ1m50程度の木人椿だが、買えば16万円。
材料となる丸太は、山では使われずに転がっている。林業をするものにとって、この木人用の丸太は小遣い稼ぎの一手段になるはずだ!?
ところが、丸太だけでは誰も買わないだろう。キットにしてみたところで、完成品にしてみたところで、然り。ハードだけの販売には無理がある。小遣いにするビジネスを実現するには、「木人椿の楽しみ方」というソフトの部分もセットでないと売れない。私は、これから林業振興のために日夜、木人椿の楽しみ方の発見に悪戦苦闘することとなる。そうして、新しいビジネスモデルの開拓を試みる。イバラの道だ・・・。
仕事!?であるから、この悪戦苦闘は勤務時間でも可能!?であるが、私は窓際に置いた「木人椿の楽しみ方研究」を、夜にやることにしている。理由がある。
パソコンでユーチューブを見ながら、ガラスに映った自分の動きを確認するためである。夜でないとガラスは鏡にならない。
お久しぶりです。
お手製木人椿笑えました。
久しぶりですね。頑張っていますか?
家庭を持つ身となりました。
仕事もがんばっていますよ。
いまは鹿児島?そして林業?
GPSの本はかってくれたかな?
足の部分は?
詠春 さん こんにちは。
足の部分は、この一号(プロトタイプ)をつくったときには、上三つの穴あけで力つきました。そのため足がありません。ちなみに、材質は本体がヒノキ、手は「タモ」「ほお」「クリ」でつくりました。
なお、プロトタイプに改良を加えた、二号では足の斜めの穴をあけました。2010年12月14日にその二号の木材(加工前の丸太)を掲載しています。
ただ、すべての穴はあけたのですが、足の加工・手の加工が職場を変わったため、あれから2年近くたちますが、ストップしたままです。
詠春さんは、名前からして、木人椿と密接なおつきあいがあるようですが、自作されているのでしょうか?購入されたのでしょうか?