構想三年・・・。
GISの本の出版日がきまった。
6月19日ということだ。
タイトルは「DVD付き フリーソフトでここまでできる 実務で使う林業GIS」だ。
DVDの中身は
1 本の中で使うデータ
・森林基本図(美濃市に許可を得た)
・森林簿(岐阜県に許可を得て小班境界をいれ、森林簿情報は私が調整)
2 本で出てくるGISの操作画面動画
使うフリーソフトは
Google Earth
QGIS 1.7.4(バージョンは最新ではないが、教育的と思うので、このバージョンを使う)
GPSBabel
その他、EXCEL
ヒントとしてGeoSetter
どんなことを書いたかというと
・GISの学び方(GISハウス、カリキュラム体系、ブルース・リー作戦)
・(基本編)QGISでどんなことができるか(地図表示から主題図作成、印刷)
・(入門編)ブルース・リー作戦でカリキュラム体系をマスターする。
・(実践編)こんな場合は、こうするという感じで実務に則した使い方。
おまけ
・測量のこと
・測樹のこと
・覚えておきたいエクセルの関数
・覚えておきたい最低限の数学
・画像データってどんなデータなのか
・GPSはどこまでやるのか?
全部で400ページ近くになりました。
随分独創的な本になっていると思います。
「森林境界明確化」は大人のマンガのような本でしたが
今度は
技術本なので、その道の人(林業)でないと読み進めないかなぁ?
もしも手にすることがあったら、最初に「あとがき」を読んでいただけると
本に流れている精神が分かるかと思います。
楽しみです。
私もQGISやSAGAのDEM解析機能についてもっと掘り下げて勉強したいのですが、そういう内容も今後詳しく解説した本どなたか出版してくださるとよいのですが・・・
tharaさん、ひさしぶりです。ご活躍のこととおもいます。熊本はArcGIS?
DEM解析等となると、ツールの話よりも概念のことだとおもうので、一般的なGIS本がいいのでは?
市町村・組合はすべてARCです。保守料ソフト料を考えてQGISとSAGAへの移行を検討しているところです。
DEM解析についても解析ピクセル数や範囲をいじったりしたいのですが・・・
だれか詳しい方いませんか?
tharaさんが何をされようとしているのかはわかりませんが、DEM解析は一度だれかが県内のデータを作れば住むことなのか、毎回使う人がDEM解析をしなければいけないかが移行のがよいかわるいかのポイントだとおもいます。
tharaさんが勉強しないといけないことを普及させようとするのは無理がありますよ。
いままでのGIS普及の問題は、マニアがマニアなことをするためのGISを普及しようとしていたことにあると思います。ユーザーは素人であることを前提によき仕組みを考えてくださいね。
・・・もっともGIS普及の問題はシステムではないのですけどね・・・。
確かに、DEM解析は一度すればしばらくは解析することがないので普及させることはあまり意味がないと思います。
今熊本の組合のGISのレベルは高い位置にあると思いますが、問題は市町村です。市町村は担当者が数年で移動になるため、もう一度同じ事をサポートしないとなりません。
いまの状況でQGISの普及は困難ですが、ただ有償GISがsoftと保守料が安くないため、QGISが無償であることが最大のメリットだと思います。たとえ入り込みにくくても。
われわれのいまの教え方があれもできます之もできますな教え方なので、必要最小限に教えたいのですが、各組合によって使い方がよく分かっていないのでそれがすべてわかるとQGISの移行に入れると思います。
もし何かあったときの対処ができないのが移行に踏み切れない要因です。
組合もすべての事業が実行経費になったので利益を上げることができず保守料を負担することも難しいのが現状です。
私の本を是非!
市町村にバッチリです。
また、組合の使い方が違っているのも、私はその理由を知っています。そんな組合にも覚えておきたい最小限の知識としていろいろ書いています。