映画鑑賞

昨日、山荘予定現場に出かける予定にしていた。しかし、朝から気になる仕事をはじめていた。その仕事もそこそこに、天気の良いうちにひるがのに行こうと・・・。しかし、苦節5年、半ばあきらめていたことだったが、最近思いつくことがあり、次の次の論文あたりに重要になってくるコンピュータプログラムの完成が目の前になっていた。山荘行きはキャンセルしてプログラムに没頭する。・・・そして完成!久しぶりに嬉しい!!!

そんなことで、今日は映画鑑賞に行ってきた。気になっていた「Wood Job」。都会のいまどきの若者の林業就業の話だ。

デフォルメされているように思うことも、物語の整合性で「?」というところもあったが、爽快な映画だった。

私の一番のシーンは「スローライフ研究会」の場面だ。
ナイス!

最近、あそこで描写されたような人種がいて、気になっていた。
スローライフといったって、ファッションとしての輸入物のスローライフ。
そういう非日常としてのスローライフ好きが、他人の日常に無配慮に入り込んでいく・・・。

描写が見事だった。

すこし、林業的に思うこともあった。
あそこで描かれた林業会社は
自社(自己)山林をもつ林業会社(山林経営者)のスタイルであって
日本全国いま問題になっている戦後の拡大造林期にひろがった人工林の森にたいしての林業の話ではあり得ないと。つまり森林組合のスタイルでは無いはずだ。
私は、いまのマーケットや今後のことを考えると、日本にこれだけ(・・・とくに岐阜県では)人工林はいらないと思う(岐阜県からでてあちこちに出かけるときの車窓から気づいたが、岐阜県の里山の人工林率は病的だと思う)。だから、切ったらまた孫のために樹を植えるということは・・・。
そこが林業的に思うところだった。

いずれにしても、”面白く興味深い映画だった”。

3 thoughts on “映画鑑賞

  1. takejima

    ええ、そうしようと思いながら・・・という感じです。読みます!

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  2. takejima

    買いました。すこし読み始めました。
    映画より誇張がすくなく、登場人物の個性のデフォルメも少ないですね。
    これはこれで、面白い話です。
    一方、民有林の森林整備を請け負いつつ(おそらく補助金)、自社の山林を手入れしつつ、それぞれを班を分けている余裕がある株式会社として物語が描かれているようですが、現在のといころそのようなことができる林業外車もすくないなか、まれなモデルケースから林業を見ているのかな?と思いました。
    つづけて、さらに読み進んでみます。

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