ことの歳まで食わず嫌い!?

この職場では、福利厚生の一環として、なんだかよく分からないサービスがある。
福利厚生の意味も分からない私は、トンガってそんなサービスは無視していた。
ところが、3年前からものは試しにと、福利厚生サービスの一端を少しずつ開拓し始めた。

職場では毎年1回、観劇の案内がくる。
野球、サーカス、ミュージカル、音楽鑑賞、相撲・・・。
職場で席を確保しているようで、1万以下のメニューなら無料(職場が負担)で、そういったものを鑑賞できるというものだ。

3年前、よく分からなかったが「シルクドソレイユ」というサーカス(?)を見に行った。しょーもないものかと思ったが、観劇以来、あのアクロバットの完成度の高さに感動した。もう一回、別のストーリーの舞台を観てみたいと思うにいたる。

2年前、セロの音楽がすきなことから、ヨーヨーマの生演奏を聴いた。音楽自体はあまり、心に来なかったが、コンサートホールでの音の響きに驚いた(マイクを使わずとも生音がズンズン迫る)。

今年、レミゼラブルのメニューがあった。TVなどを見ているとよく題目は聞くが、時代背景や舞台となる国、ストーリーはとんと知らない。でもまぁ、ともかく観てみるか、ほぼ無料だし・・・と思い、一週間前観てきた。

観ている最中、もしかしてレミゼラブルは、ミュージカルという範疇のものでははないか?と思った。
ストーリーはまったく知らない。しかし、主人公の「ジャン・バルジャン」はどこかで聞いたことがある。勝手な想像として、レミゼラブルは広告の絵からして、ジャンヌダルクのような話かと勝手に想像していた。しかし、どうも違ったようだ。
・・・。

劇中、会話は全ての歌で行われ、聞き取りにくい・・・。そのため物語の展開に不思議が一杯。
その結果の感想。なんだか歌話聞き取りにくいし、話も無理がある。ただ、舞台装置の切り替えや照明などは考えているなぁ。そこまでの話だった。

しかし、時間がたつにつれ、あの話に興味がわき(演劇中の会話が聞こえなかったがゆえ、物語の全体像がつかめなかった。そのため、物語の内容を知りたい)、ネットで「レミゼラブル」を調べた。そしてレミゼラブルは「ああ無情」のことだと知った。それなら、漫画で見たことあるか、教科書に載っていたか、小学校の観劇で観たか・・・。それでジャンバルジャンという名前を聞いたことがあったのか。
アマゾンプライム会員の私は、ネットを介して「レミゼラブル」の映画を無料視聴できた。
その結果、レミゼラブルという物語が面白いこと納得できた。
映画と歌を歌を比べると、生歌を歌っていた彼らは確かに上手だった。観劇中、鳥肌がたった歌もあった。

そんなことから、レミゼラブル鑑賞に際し、少し後悔。
もう少し、下調べしておけばよかった・・・。
いまでは、出演者が変わると物語の印象がどう変わるのか?知りたいと思い、別の出演者のレミゼラブルをみたいと思うにいたる。

この歳にして食わず嫌いを実感する。

3 thoughts on “ことの歳まで食わず嫌い!?

  1. 芸術の秋! tossan

    この秋の芸術鑑賞は? ヨーヨーマは一度ぜひ聞きたい。

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  2. takejima

    ヨーヨーマいきました。
    たまには文化に触れるというのもいいですね。ほんとうにこの年でやっとそう思うようになりました。

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  3. この秋 tossan

     この土曜日にチェロ(セロ)奏者のコンサートがあります。東京フィルの金木さん、仲間とともに年2回、関での演奏に来られます。
     知り合いの紹介で毎回出かけています。
     
     我がギターマンドリンクラブは地域の演奏会(9日・関文化会館ロビー)に岐阜で活躍されている奏者(宮腰さん・長良在住)が友情出演して頂けることになってます。チェロとの初共演です。

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